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1万5000kmの一大自動車旅行記
「自動車でヨーロッパまで走って行ってみたい」という思いに駆られて自走での大陸横断を決意した著者。2003年、カメラマンで登山家の友人、ロシア人の学生通訳とともに出発するも、現地の情報も少なく、極東ロシアでは穴だらけだった土の道がやがて本当に途切れてしまったり、荒っぽい手口の自動車泥棒に身の危険を感じたりと、なかなかハードな冒険旅に。
その一方で、シベリア抑留者の墓参りに参加したり、ヨーロッパの辺境でトヨタのディーラー網に助けられたりなど、現地の人とふれあい、さまざまな経験をしながら1万5000kmを走破した一大自動車旅行記です。
単行本では、
『webCG』の連載「ユーラシア電送日記」で語り尽くせなかった、現地の人たちとのふれあい、旅の心模様を大幅加筆。
本編は『webCG』で現地からのリポートを旅しながら送るという挑戦的な連載でスタートしました。ところが、思った以上に悪かったロシアの通信環境に加え、現地リポートとして送る文章の性格上、割愛せざるを得なかった旅にまつわるさまざまな感情や記憶……。あれから8年、今あらためて旅を昇華することで見えてきた、クルマと人間とのかかわり、現地で感じた思いなどを書き起こし、追加された原稿は原稿用紙で300ページ。大陸を自ら平凡なクルマを駆って走りきること。その過程で生まれた金子浩久の生の感情も垣間見ることができます。
(二玄社編集部 崎山知佳子)
【Movie】新刊『ユーラシア横断1万5000キロ 練馬ナンバーで目指した西の果て』 予告編ムービー
当時の様子がYouTubeで見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=Ui16_RruV6Y&feature=mfu_channel&list=UL