「アウディA5」。まったく新しいシリーズとして登場したA5。その名の通り「A4」より大きな、クーペでヨーロッパでは根強い市場を持つ、裕福な年輩階級向けに作られた一種の贅沢なモデル。和田智デザイナーによれば、かつての初代「スポーツクワトロ」の造形言語を現代流に解釈し、ここ数年のエモーションを強調したスタイルから新しい機能主義、合理主義も組み込んだという。V8ユニットが比較的小さく後ろに移動しているために、オーバーハングが詰められて、プロポーションは安定した。
「VWゴルフ・ヴァリアント」ゴルフに加えられたワゴン版。きまじめなスタイリングで、昔の「パサート・ヴァリアント」ぐらいのサイズがある。
「マツダ2」。ヨーロッパでデザインされたデミオの新型。最近のマツダの造形言語を、小さなサイズの中にうまく表現している。
「ボルボXC70」。フルチェンジを受け大きなV50風になった70系の中でも魅力的なのはXC。
「プジョー207CC」。当然のように加えられたCC版。
「メルセデスCクラス」。すでに発表されているCクラスもこれが正式デビュー。ちょっと力が入りすぎたようなスタイリング。
「フィアット・ブラーボ」。あまりヒットしなかったブラーボのてこ入れで、だいぶ魅力的になったフィアットの主軸モデル。
「サーブ9-3バイオ」。無数に見られたバイオエンジンつき市販車のひとつ。サーブは一連のクルマでこの仕様を並べていた。
「マセラティ・グランツリスモ。クアトロポルテで成功したマセラティの、次の戦略武器は当然豪奢なクーペ。
初代のインパクトに欠ける「ルノー・トゥインゴ」。
オペルのコンセプトカー「GTS」。
スペシャリストやデザイン・ハウスの作品は次回にまとめるが、中でも魅力的だったのはイタルデザインによるマスタング。
「プジョー4007」。407ベースのSUVコンセプト。ちょっと魅力に欠けるが、やはりフランスでもこの種のクルマは必要なのだ。