マリア・ファッションの処女インプレッションはいかがでしたか?
なにしろクルマ知識ゼロから自動車ライターを目指すという、とんでもない暴挙。どうなることかと心配でしたが、なんとも斬新なリポートができ上がりました。
さっそくインストラクターを務めてくれたマタンキーこと山田弘樹さんに見てもらったところ、ガンダム用語の使い方にクレームはついたものの、なかなかの評価。最初の関門を突破、マリアには才能があるのかも……。
■「シャアのような美女」は苦しい……
シトロエンC2を美女、しかも「素敵女子」というコトバで表現する豪快な切り口には、今までの女性自動車ライター陣にはない「若さ」と「無知ゆえの鋭さ」があると思います。まずここが素晴らしい。
ただし「赤い彗星・シャア」は男子ですから、「シャア・アズナブルのような高貴な雰囲気を醸し出している、美女」というはチト表現が苦しい。「赤=シャア」と短絡的に結びつけたツケとでもいいましょうか。だったらその妹である「セイラ・マス」もしくは「アルテイシア・ソム・ダイクン」(本名)ならいいのか!? というとこれも違うので、結局この表現ではつかみはNG! になると思います。あぁ惜しい。
■欲しいのは「稚拙ながらもリアル」
全体的に、まだまだクルマの分析能力よりも「コトバのチカラ」に頼っている感もムンムンします。これは経験が少ないから当たり前ですが、きっと僕らが欲しいのは「稚拙ながらもリアルな視点」ですから、そこをもう少し出せれば良かった。
たとえばシートのホールドがガッチリしているのならば、それがどのような状況で効くのかを「マリア視点」で語ってほしい。僕らはついつい「タイトなコーナーではサイドサポートの張り出しが効いたシートがきっちりと体をホールドしてくれる。だが、そのアタリは非常に柔らかくいかにもシトロエン的で、日常においても……」なんて何万年も前から言い古されたことを書いてしまいます。