■オモチャっぽい!
いやはやびっくりこきましたよF430スパイダー! 新車のフェラーリに乗るのは久々なんだけど、もはやコイツは乗り物じゃありませんね。同乗したグランツーリスモ山内クンも言ってたけど、まさに“走る楽器”であり、俺に言わせりゃ“走る舞台芸術”。というのも、乗ればまさしくF1気分で、ホントの速さだの、カッコだのはどうでもよくなるんだもん。
さすがは世界最高のスポーツカーブランド「フェラーリ」であり、快楽の国、イタリア産。世界の超高級スポーツカーが進化する、ひとつの方向を示しているような気がしました。
ようするにそれは“夢の実現”という方向。
最初っからいままでのフェラーリとはちょっと違うと思ってたのよね。「360モデナ」ぐらいまでは単純に美しいと思ってたスタイリングだけど、430はどうにも凹凸が激しくオモチャっぽい。インテリアにしても、わかりやすくカーボンパネルを使ってたり、黄色い大きなタコメーター配してたり、「F430」ってデカくロゴが入ってたり、少年心をくすぐる。ステアリングに付いた最新ハイテクデバイスの「マネッティーノ」のコントローラーにしても、ほとんどゲーム機。その昔、新しいオモチャを手にした瞬間のようなワクワク感が、見るだけでわき出てくるのよ。