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トップインプレッション(リスト)オペル・ヴィータ スポーツ【短評】 (02.08.16)
インプレッション
【スペック】ヴィータ スポーツ:全長×全幅×全高=3815×1645×1440mm/ホイールベース=2490mm/車重=1050kg/1.2リッター直4DOHC16バルブ(75ps/5600rpm、11.2kgm/4000rpm)/車両本体価格=169.0万円
まだ遊びたいファミリーパパに


オペル・ヴィータ スポーツ

2002年モデルから導入された1.2リッターの最廉価ニューヴィータ。「イージートロニック」を搭載するスポーティモデルに、自動車ジャーナリストの下野康史が試乗した。
会員コンテンツ「Contributions」より再録。






軽快な足まわり
最廉価版とはいえ、モデル名どおり、性格もスポーティ。75psのエコテック・エンジンに、5段MT改のクラッチペダルレス自動変速機“イージートロニック”を備える。
そのマニュマチックは、上々の出来。MCCスマートの“ソフティップ”や、ルノー・トゥインゴの“クイックシフト5”よりも変速マナーは洗練されており、アルファのセレスピードほど複雑でもなく、また、こわれそうでもない。完全自動変速のATモードでもさしたる不満はなく、シーケンシャルのMTモードでは、マニュアル車並みにシフトが楽しめる。ただし、その際に、ややセレクターの位置が遠目なのが難点か。

足まわりは軽快。軽めの操舵感も含めて、重厚なドイツ車というよりも、身軽なラテン車の雰囲気が持ち味。クルマから降りたあと、「いやあ、走ったなあ」という運転の実感が味わえるのもいい。そういう意味では、実にヨーロッパ車らしい好感のもてるコンパクトハッチである。
最廉価でも、そこそこオシャレなインテリア。スカットルが低くて前方視界にすぐれ、運転しやすいのはヴィータの美点。“Sport”と名のつくモデルなのに、5ドアボディでの輸入もありがたい。ウィークエンドにヨメさんからハンドルを取り上げてまだ遊びたい、若いファミリーパパにお薦め。

(下野康史/2002年2月)



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