タイトル
インプレッション
ニュース
カースコープ
エッセイ
Q&A
全文検索
トップ
|
インプレッション
|
ニュース
|
カースコープ
|
エッセイ
|
Q&A
|
アーカイブ
|
mobileCG
|
自動車保険
トップ
→
インプレッション(リスト)
→
シトロエンC3 1.4(4AT)【短評】
(02.12.27)
インプレッション
【スペック】全長×全幅×全高=3850×1670×1540mm/ホイールベース=2460mm/車重=1080kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4SOHC8バルブ(75ps/5400rpm、12.5kgm/3300rpm)/車両本体価格=182.0万円(テスト車=208.8万円/スタイルパッケージ/7.0万円、コンフォートパッケージ/18.0万円、4スピーカーAM/FMチューナー付MDプレイヤー/1.8万円)
■
走ってナンボ
シトロエンC3 1.4(4AT)
……208.8万円
新生シトロエンジャポンの大きな期待を背負って、日本市場にリリースされたコンパクトモデル「C3」。丸みを帯びたボディが愛らしいダブルシェブロンのニューカマーに、4台のシトロエンを所有したことのある自動車ライター、下野康史が乗った。どんなヒトにC3を薦めるのか?
■
ゆで卵の殻をむいたみたい
8.9%対6.0%。ヨーロッパにおける「プジョー」と「シトロエン」の新車販売シェア(2001年1月〜9月)である。両者が構成する「PSAグループ」の2ブランドは、むこうではそれくらい拮抗している。
ところが、日本ではシトロエンの完敗だ。どうやら今年はドイツ車御三家を射程に捉えるセールスランキング4位を射止めそうなプジョーに比べると、シトロエンの販売台数は10分の1にも遠く及ばない。
「そんな窮状をなんとか打開したい」という期待を背負って導入されたのが新しいコンパクト・シトロエン「C3」である。
Cと数字を組み合わせた新世代シトロエンとしては「C5」に次ぐ2作目だが、C5とはデザインの共通性はまったくない。C3の魅力は、群雄割拠する小型ハッチバックのなかでもとびきり個性的な内外装にある。とくに斜め後ろから見ると、ゆで卵の殻をむいたみたいにツルンと丸い。テールゲートがこれだけ強い3次元カーブを描くクルマも珍しい。
「コンフォートパッケージ」は、「レザーシート」「バックソナー」「クルーズコントロール付き革巻きステアリングホイール」「フロントシートヒーター(3段階)」「シートアンダートレイ」「フロントアームレスト」のセットで、18.0万円のアディショナルとなる。また、試乗した車両には、ディーラーオプションとして、ワイド6.5インチDVDナビゲーションシステム(18.8万円)が装着されていた。
■
走ってナンボ
初めて運転席に座ったときは、その居住まいにも面食らった。といったって、ステアリングホイールもシフトレバーも、ちゃんと本来あるべき位置にあるのだが、いままで見たことないのはフロントピラーの“曲がりかた”だ。強いアーチ型に湾曲してウィンドシールドを支える左右2本の柱は、「アルファSZ」と並んで「車内から見えるもっともユニークな形のフロントピラー」と認定したい。とにかく、まずは見た目で人の心を掴む、そういう意味では久々にシトロエンらしいシトロエンである。
日本仕様のC3には、1.4リッターと1.6リッターがある。試乗したのは車両本体価格182.0万円の1.4リッターモデル。テストカーは、これに「スタイルパッケージ」と「コンフォートパッケージ」というセットオプションが加えられていた。前者は15インチ・アルミホイールなど、主に外装品のエクストラ。後者はレザーシートやシートヒーターなど、アメニティに関わる贅沢装備をひとまとめにしている。“全部のせ”では、しめて207.0万円になる。
とくに行き先も決めず走り始めると、いつのまにか紅葉直前のワインディングロードに踏み入れていた。気がつけば、峠をいくつか越えていた……。一見、デザイナーズブランドの洒落たタウンカーに見えるが、いざステアリングを握れば、C3はそういうクルマだ。いかにもヨーロピアン・コンパクトらしい「走ってナンボ」の実用ハッチである。
■
“乗り心地大王”なら……
パワーユニットは、基本的に「プジョー206」の1.4リッターと同じだ。1360ccの4気筒SOHCに、変速機は4段ATが組み合わされる。見た目も206でお馴染みのスタッガード(ジグザグ)タイプのシーケンシャルモード付きATである。
75psのパワーは、1080kgの車重に対してそれほど潤沢というわけではないが、シーケンシャルモードで活発に運転すれば、山道の上りでもけっこうイケる。逆にDレンジに入れっぱなしだと、少々トロイので、サボらず左手でカシャカシャやることをお薦めする。
C3のプラットフォーム(車台)は、これからプジョーにも使われる新しい小型車用のユニットだという。それを支えるサスペンションでちょっと不満だったのは、乗り心地が期待したほどよくなかったことである。
フロントはマクファーソンストラット、リアはビーム式のコンベンショナルな足まわりだが、“乗り心地大王”のシトロエンなら、もうすこしフラットさとしなやかさがほしいところだ。昔、僕も愛用していた「AX14TRS」は、なんてことない金属サスペンションだったのに、ハイドロ・ニューマチックを凌ぐほどすばらしい乗り心地の持ち主だった。
とはいえ、まる一日、C3を走らせていると、やはりあのAXがオーバーラップした。コンパクトカーといっても、“クラウンのちっちゃいの”ではぜんぜんないところが、コンパクト・シトロエンのいいところだ。
デザインに“引き”があるので、日本でも多くの人が興味を持ちそうだが、なによりもまず自分で運転するのが好きな人に薦めたいクルマである。
(文=下野康史/写真=清水健太/2002年10月)
「TU3JP」と呼ばれる実用的な1.4リッターエンジン。75.0×77.0mmのボア×ストロークから、75psの最高出力と、12.5kgmの最大トルクを発生する。
「スタイルパッケージ」は、「フロントフォグランプ」「ボディ同色バンパーモール&サイドプロテクションモール」「15インチアルミホイール」のセットで、7.0万円となる。
関連記事
C3
├
シトロエン、「C3レザーエディション」を発売
├
シトロエン、「C3 AIRPLAY」を限定発売
├
第118回:JAIA試乗会、チョイ乗りリポート(その1)
├
シトロエンC3(FF/4AT)【短評】
├
シトロエンC3 エクスクルーシブ(FF/4AT)/DS3 スポーツシック(FF/6MT)【短評】
├
シトロエンC3 エクスクルーシブ(FF/4AT)【試乗速報】
├
新型「シトロエンC3」が日本上陸
├
シトロエンC3(FF/5MT)【海外試乗記】
├
シトロエンC3を写真で紹介。
└
歴史的コラボ復活! シトロエン×エッフェル塔のスペクタクル
シトロエン
├
「世界ラリー選手権 2012」開幕戦ラリーモンテカルロの舞台から
├
シトロエン、「C3レザーエディション」を発売
├
プジョー・シトロエン フルラインナップ試乗会【短評】
├
シトロエンDS5:デザイナーの力量の高さに感服!
├
シトロエン
├
コンパニオン名鑑(プジョー/シトロエン)
├
シトロエン、DSシリーズ3台を出展【東京モーターショー2011】
├
シトロエン、DSシリーズ3台を出展
├
シトロエンDS5【海外試乗記】
└
シトロエン、「DSライン」の3車種を展示【東京モーターショー2011】
スポンサード リンク
週間アクセスランキング(インプレッション)
2012/02/05〜2012/02/11
0
1位
スバルBRZ R(FR/6MT)/BRZ S(FR/6AT)…
0
2位
スズキ・スイフトRS(FF/5MT)【短評】
0
3位
スバル・インプレッサS206 NBR CHALLENGE …
0
4位
フォルクスワーゲンCC 1.8TSI(FF/7AT)【…
0
5位
ダイハツ・コペン アクティブトップ/ムー…
0
6位
アウディA1スポーツバック1.4 TFSI(FF/7A…
0
7位
トヨタ・アクアS(FF/CVT)/アクアL(FF/…
0
8位
ダイハツ・コペン アクティブトップ/ムー…
0
9位
メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ(FR/7AT…
10位
マツダCX-5 プロトタイプ試乗会【短評】
注目の情報 [PR]
トップ
|
インプレッション
|
ニュース
|
カースコープ
|
エッセイ
|
Q&A
|
アーカイブ
|
mobileCG
|
自動車保険