先代を凌ぐ性能のオデッセイだが、きっと「このルックスはちっともミニバンらしくない。低いアイポイントも、せっかくのミニバンのよさをスポイルしている」なんて、ネガティブな声も挙がるだろう。そんな人のために、ホンダはすでに次なる手を用意した。第37回東京モーターショー(2003年10月25日〜11月6日)に展示されたコンセプトモデル「ASM」の市販バージョンが、04年春にもデビューする予定なのだ(
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000014240.html)。こちらのスリーサイズは、全長×全幅×全高=4840×1830×1780mm。日産「エルグランド」、トヨタ「アルファード」級の大物である。
そう、新型オデッセイの大胆な冒険は、「ASM」の市販化という前提があったからこそ、成立しているのだ。なかなかしたたかな戦略が隠されている。
(文=河村康彦/写真=高橋信宏/2003年11月)