すくなくとも中身に関するかぎり、「4世代/30年間に累計約2300万台が生産された」歴代ゴルフのなかでも、「ビートル」の後を継ぐに当たってなにもかもが180度変わった初代を除けば、今回のモデルチェンジがもっとも著しく進化した。
なにしろエンジンは「フォルクスワーゲン」「アウディ」が誇りとする最新のFSI(ガソリン直噴)仕様となり、オートマチックは4段から6段へ、リアサスペンションはマルチリンクの完全独立式へと、構成ユニットのほとんどすべてが一挙に、飛躍的に新しくなったのだ。しかも、シリーズ全車が最初からその恩恵をフルに享受、“ベーシックな”Eでさえ当然のようにFSIであり、6ATであり、マルチリンクなのである。ゴルフのようなヨーロッパの伝統的なモデルレンジにおいて、これはほとんど「革命」にも比すべきできごとだ。(つづく)
(文=道田宣和(別冊CG編集室)/写真=峰昌宏/2004年6月)
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フォルクスワーゲン・ゴルフE/GTレザーパッケージ【短評(後編)】