駐車場に並ぶ新しいマジェスタが、次々とテストドライブに出ていく。ボディサイズは全長×全幅×全高=4950(+110)×1795(+15)×1465(-5)mmと、ロイヤルより前で30、後で80mmオーバーハングが長くなった(カッコ内はロイヤルとの比較)。車速とハンドルを切った量にあわせてロービームの向きを変える「インテリジェントAFS」が全車に装着される関係で、ランプカバー内左右端にギョロ目のランプが収まる。
一段と立派になったグリルには、王冠(クラウン)ではなくトヨタのシンボルマークが付く。さすがはトップモデル。リアビューは……、ちょっとBMWっぽいかなぁ。トランクリッドを視覚的に独立させるのは、いまのデザイントレンドのひとつなのかもしれないけれど、先々代で、素人目には「キャディラック・コンコースか!?」と驚かされたことがあったから、ちょっとココロにひっかかる。
スターターボタンを押して走り始めたら、即座にエンジニアの自信あふれる言葉が納得できた。静かで滑らか。「ちょっと(ガスペダルを)踏んだときに反応して、スーッと行くように」丹念にしつけられたMJである。ディーラーに試乗に訪れたお客さまは、最初の100mでノックアウトされてしまうだろう。トヨタの思惑通りに! (後編につづく)
(文=webCGアオキ/写真=郡大二郎/2004年7月)
トヨタ・クラウンマジェスタAタイプ(6AT)/Cタイプ(6AT)【短評(後編)】
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000015555.html