キーワードで記事を探す
トップ
|
インプレッション
|
ニュース
|
カースコープ
|
エッセイ
|
Q&A
|
ショーケース
|
メンバーズ
|
webCGの広場
|
mobileCG
|
CGTV
トップ
→
インプレッション(リスト)
→
フィアット・グランデプント1.4 16V スポーツレザー(FF/6MT)【短評】
(06.08.10)
インプレッション
【スペック】全長×全幅×全高=4050×1685×1495mm/ホイールベース=2510mm/車両重量=1160kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブ(95ps/6000rpm、12.7kgm/4500rpm)/価格=224.0万円(テスト車=同じ)
■
理屈抜きでカッコいい
フィアット・グランデプント1.4 16V スポーツレザー(FF/6MT)
……224.0万円
フィアット・プントの“後継車”となる新型コンパクトカー「グランデプント」。デザインは、初代同様、ジウジアーロ率いるイタルデザインが手がけるが、その方向性は変わったようだ。 3ドアのスポーツモデルに試乗する。
通常の「1.4 16V スポーツ」(209.0万円)に対して、レザー仕様は、スポーツレザーシート、運転席電動ランバーサポート、小物入れ付きセンターアームレストが追加装備される。
写真をクリックするとシートが倒れるさまが見られます。
■
見かけはアルファ、中身は……
このクルマのデザインは、ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当した。
イタルデザインは、初代「パンダ」、初代「ウーノ」、初代「プント」など、これまでもコンパクト・フィアットのキーポイントになるモデルを手がけてきた。でもグランデプントはそれらとは、デザインの方向性が違うように感じられる。
日本ではプントの後継車として販売されるグランデプントだが、イタリアなどではプントも併売されている。だからグランデと頭につけたのだろう。
ボディサイズはその名のとおり、プントより大きい。幅は5ナンバー枠に収まっているが、長さは欧州Bセグメントのボーダーラインといわれてきた4メートルをオーバーしてしまった。
でもそのわりに、室内は広くなっていない。リアシートのスペースは、プントとほとんど変わらないという印象だ。しかも試乗車が3ドアだったこともあって2人掛けで、折り畳みは左右一体でしかできない。
フロントシートも、右ハンドルでありながらペダルのオフセットがないのはほめられるが、解放感はあまりない。いや、スポーティというホメ言葉を使ったほうが正しいかもしれない。
ウインドスクリーンの傾きはかなり強く、インパネは奥行きがたっぷりとられていて、メーターパネルはその奥からドライバーにせまってくるような造形。ステアリングやシートのデザインも挑戦的。クーペのようなコクピットなのだ。
そういえばエクステリアデザインも、クーペだ。とくに顔は、同じイタルデザインが手がけた「マセラティ・クーペ」そっくり。当然ながら、フロントのオーバーハングは長い。スポーツカーノーズのために、全長がオーバー4メートルになったといってもいい。
グランデプントのパッケージングは、ファンクショナルからエモーショナルにシフトしたのだ。いうなればプント・クーペ。フィアットは「アルファ・ロメオ156」のようなクルマを出したといいかえてもいい。
ところが走り出すと、グランデプントは典型的なフィアットだった。
■
いまどき珍しい高回転高出力型
日本にまず上陸したのは、3ドアボディに1.4リッター直列4気筒DOHC16バルブエンジンと6段MTを組み合わせた「1.4 16Vスポーツ」のレザー仕様だ。なお、5ドアモデルは秋に導入予定。1.4リッター直4SOHC8バルブに、パンダにも使われているシーケンシャル式2ペダル5段MT「デュアロジック」を組み合わせたモデルが4グレード用意される。
1.4リッター16バルブエンジンは、いまどき珍しいぐらいの高回転高出力型。3000rpm以下のトルクは薄く、思ったような加速が得られない。もともとなめらかだった吹け上がりが勢いづき、サウンドが心地よくなるのは、なんと5000rpmあたりからだ。
しかもシフトタッチは軽く確実で、ギア比は適度にクロスしているから、左手を小刻みに動かして高回転をキープするというドライビングスタイルに、自然となってしまう。うれしいぐらいにイタリアンな性格の持ち主だった。
■
見ても乗ってもスポーティ
乗り心地は、低速では小刻みな揺れが目立つが、これもまたフィアットらしい。速度を上げていくとこの硬さが取れ、フラットなフィーリングになっていくが、試乗車のタイヤサイズが205/45R17と、車格を考えればかなり太く扁平だったことにも原因はありそうだ。ホイール/タイヤが15インチになるという5ドアも試してみたいと思った。
試乗は街なかメインだったが、そのステージで判断すれば、ハンドリングはこのタイヤのおかげで、少しペースを上げたぐらいでは切ったとおりに曲がってくれる。といっても、タイヤに支配されている感はなく、素直に向きを変えていく。電動パワーステアリングの操舵感も自然。フィアットらしい、ふだん着感覚のコーナーさばきだった。
グランデプントは、見ても乗ってもスポーティだった。アルファ156と同じで、わかりやすいイタリア車だった。ヨーロッパではかなりの人気で、フィアットの販売台数を回復させる立役者になっているようだが、日本でもこのわかりやすさを武器に、そこそこウケるのではないだろうか。なにしろ理屈抜きでカッコいいから。
(文=森口将之/写真=峰昌宏/2006年8月)
関連記事
フィアット
├
フィアット500アバルト
├
フィアット500アバルト(FF/5MT)【海外試乗記】
├
フィアット500 1.4 16V ポップ(FF/5AT)【ブリーフテスト】
├
「フィアット500」に新グレード「1.4 16V LOUNGE」登場
├
第44回:期間限定! ゆる〜さ満載の「500ショップ」に急行せよ
├
第42回:大将、しっかりしてくださいヨ!「チンクエチェント旅館...
├
「フィアット500」に1.4リッターモデル追加
├
フィアット500 1.2 8V ラウンジSS(FF/5AT)【ブリーフテスト】
├
フィアット「グランデプント」が一部改良で“滑りづらく”
└
フィアット500 1.2 8V ラウンジSS(FF/5AT)【試乗速報】
グランデプント
├
フィアット「グランデプント」が一部改良で“滑りづらく”
├
フィアット・グランデプント アバルト1.4ターボ(FF/6MT)【海外試乗記】
├
「フィアット・グランデプント」が装備充実、新グレードも追加
├
フィアット・グランデプント 1.4 デュアロジック テラ【短評】
├
第21章:「伊魂ゲル才? 新型ブラーヴォにフィアットが託すコト...
├
フィアット・グランデプント 1.4デュアロジック テラ(FF/2ペダ...
├
フィアット・プントHGT(5MT)【ブリーフテスト】
├
フィアット・プントHLX スピードギア(CVT)【短評】
├
「フィアット・グランデプント」にATモード付き5MT搭載の5ドア仕様追加
└
プントの後継は“すこし大きめ”、「フィアット・グランデ プント」発売
スポンサード リンク
webCGアクセスランキング
(インプレッション)
2008/09/01〜2008/09/07
0
1位
BMW X6 xDrive35i(4WD/6AT…
0
2位
ルノー・トゥインゴGT(FF/5M…
0
3位
トヨタFCHV-adv(FF)【短評】
0
4位
スバル・エクシーガ2.0GT(4…
0
5位
トヨタiQプロトタイプ(FF/C…
0
6位
ポルシェ911カレラ4シリーズ…
0
7位
フォルクスワーゲン・ティグ…
0
8位
フィアット500アバルト(FF/…
0
9位
アウディQ5 2.0TFSIクワトロ…
10位
ホンダ・フリード Giエアロ…
トップ
|
インプレッション
|
ニュース
|
カースコープ
|
エッセイ
|
Q&A
|
ショーケース
|
メンバーズ
|
webCGの広場
|
mobileCG
|
CGTV
企業情報
|
著作権/プライバシーポリシー
|
広告掲載
|
ご意見・ご感想
|
二玄社の書籍販売に関するお問い合わせ
Copyright © Nigensha Publishing Co., Ltd. All rights reserved.