さて、試乗会場にはさまざまなモデルが用意されていたが、今回試したのは、2.4リッターFFセダンの「Qi」と2リッターFFワゴンの「Xi」の2台。スケジュールの都合でまずはワゴンXiに乗り込んだ。
実はアベンシスに乗るのはこれが初めてなので、マイナーチェンジ前と比較することはできないのだが、大きくシンプルな速度計と回転計、すっきりしたダッシュボードのデザインなど、確かにヨーロッパしている。ステアリングコラムもチルトに加えてテレスコピックが備えられている。フロントスクリーンの水滴を拭うために右のレバーを操作したら、ウインカーだった。ユーザーインターフェースは日本車である。
感心したのはシートのリクライン調節で、レバー式でありながら、細かい調整ができるよう「ポンプ式」を採用している。よくシートリフターに使われているもので、ドイツ車などに採用されるダイヤル式より使い勝手はいい。(後編につづく)
(文=生方聡/写真=荒川正幸/2006年8月)
・トヨタ・アベンシスセダンQi(FF/5AT)/ワゴンXi(FF/4AT)(後編)
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018515.html