トップインプレッション(リスト)アウディQ7 4.2 FSIクワトロ(4WD/6AT)【ブリーフテスト】 (07.01.06)
インプレッション
【スペック】 全長×全幅×全高=5085×1985×1740mm/ホイールベース=3000mm/車重=2370kg/駆動方式=4WD/4.2リッターV8DOHC32バルブ(350ps/6800rpm、44.9kgm/3500rpm)/価格=945.0万円(テスト車=996.0万円)
アウディQ7 4.2 FSIクワトロ(4WD/6AT)
……996.0万円
総合評価……★★★★

高級SUV市場に初投入したアウディの新型「Q7」。老舗のライバル車をも上回る巨体のプレミアムカーに試乗して、SUVらしからぬ走りに新しい魅力を感じたという。
100%アウディ味
フルタイム4WDの代名詞ともいえる「クワトロ(quattro)」の頭文字をモデル名に組み入れた「Q7」は、アウディが満を持して市場に投入したSUVだ。
“4WDのエキスパート”が、生粋のドイツ勢のなかでは最後発というのも奇妙な話だが、そもそもクワトロが悪路を走破するための4WDをヒントに、スポーティで安定した走りを乗用車にもたらす技術として生まれたことを考えると、クワトロとSUVはスタート地点こそ同じだが、もっとも遠い場所に位置する関係ということができる。

それだけに、アウディが手がけたQ7にはオンロード指向が強く表われている。その最たるものがQ7に搭載される4WD。Q7では、他のラインナップ同様、トルセンデフを使ったいつものクワトロをベースにしているのだ。もちろん、低速で急勾配を下る“ヒルディセントアシスト”など、悪路走破用のシステムも備えてはいるが、SUVに付き物のローレンジギアやデフロックのスイッチなどは見あたらない。

そのへんが血縁関係にある「フォルクスワーゲン・トゥアレグ」とは違う部分で、そればかりかQ7は、デザインから乗り味まで、どこをとってもアウディそのものなのだ。後発の強みで、走りにも磨きがかかり、プレミアムSUVの新しい魅力が伝わってくるQ7なのである。



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