タイトル
インプレッション
ニュース
カースコープ
エッセイ
Q&A
全文検索
トップ
|
インプレッション
|
ニュース
|
カースコープ
|
エッセイ
|
Q&A
|
アーカイブ
|
mobileCG
|
自動車保険
トップ
→
インプレッション(リスト)
→
フォード・エスケープ 3リッターV6(4AT)【海外試乗記】
(00.11.18)
インプレッション
【スペック】全長×全幅×全高=4395×1780×1702mm/ホイールベース=2620mm/車重=1510kg/駆動方式=4WD/3リッターV6DOHC24バルブ(200ps/6000rpm、27.6kgm/4750rpm)
■
『ドライビング・エンタテイメントSUVと、ノー・バウンダリーズ・アウトフィッターズ』
フォード・エスケープ 3リッターV6(4AT)
マツダの新SUV、トリビュートの短評はすでに掲載したが、そのトリビュートはご存知の通りフォード・エスケープの姉妹車。じゃあ、トリビュートと一緒に開発され、右ハンドル版はともに山口県は防府工場で作られるエスケープとは、どんなクルマなのか?
正式には2000年12月ごろ日本市場に導入されるエスケープ、半年前のアメリカでの現地版試乗会の記憶を頭の奥から引っぱり出して、トリビュートと比べてみよう。
もちろん日本に入るエスケープは、あの時点とは多少変わっているはずだ。
■
限界なき世界への挑戦
エスケープも、エンジンはトリビュートと同じ2リッター直4と3リッターV6の2種だが、アメリカで乗ったのはデュラテックと呼称される3リッターV6搭載モデルのみ。
トリビュートが「ドライビング・ダイナミクス」と都会感覚を打ち出しているのに対して、エスケープを初めとするフォードSUVの新しいコンセプトは、「No Boudaries/Ford Outfitters」……いってみれば「限界や境界なき世界へ誘うフォードの道具」という精神。つまり都会に留まっているトリビュートと違って、もっと外の世界に飛び出そうとする人のためのSUVということだ。
といっても、必ずしも物理的なアドベンチュアやアウトドア志向ということではなく、精神において自分の殻をうち破る、自己限定を外すというような意味だろう。
だから、マツダが仮想ユーザーを20代後半から40代まで広く設定しているのに、フォードは25〜30歳クラスの、かなり尖ったSUVユーザーを狙うという。
多板クラッチを用いた4WDシステムを搭載。電磁ロック機構により、前後輪を直結することも可能だ。
■
気持ちのいいアメリカンテイスト
半年前の記憶からするなら、エンジンはあのサイズのSUVとしてはパワフルだけど、同時に結構うるさかったというよりは、意図的にワイルドな音を出すような感じだった。その点ではトリビュートも似ている。基本的にはスムーズだし、なんといってもトルクがあるが、決して静かではない。かといって、それが不快でもない。
ハンドリングは、アメリカのこの種のクルマとしては抜きんでて良かった。まずセパレートシャシーではなくモノコックに近い構造が効いて、シャシーとボディがゆがむような感じは一切ない。
気に入ったのはロール感覚で、高めの視点からするとこの種のクルマはかなりロールするように感じるものだが、エスケープの場合、ロールはしても前後タイヤのグリップが全身で感じられて安心感がする。フォードのSUVとしては最初のFFベースだが、前後グリップは安定しているし、特にリアの追随性がいい。
実は、これは後にトリビュートに乗ってさらに強く感じた。フォードの姉妹車は、通常の乗用車のような軽快さを持つのだ。やはりマツダのDNAは入っていた。
エスケープの場合、基本的な感覚は同じでも、もっとサスペンションストロークが長く、全般的にセッティングもソフトだった。ステアリングもトリビュートよりスローに設定してアメリカ人一般のSUVに対する感覚に合わせていると言われたが、トリビュートに乗った後では、それも理解できた。
つまりエスケープの方が、よく言えば快適でしなやか、そしておおらかな感覚(でも他のアメリカの同種のクルマよりはスポーティ)、悪く言えばやや大味でフワフワ(日本版は多少硬くなるともいわれる)。一方のトリビュートは、より乗用車的にスポーティで敏捷というところだろう。
(写真上)計器類がホワイトメーター化され、ステアリングの形状が異なるが、大筋でトリビュートと類似するインパネまわり。(写真下)トリビュートよりマッチョな後姿。
■
一粒で二度おいしければいい
あとはスタイルと内装の違い。ルーフ以外は共用パーツはないというのだから、本当は両方ともにもっと個性を出してもらいたかった。ともに新しいタイプのSUVを狙う以上、コンセプトカー的な意匠で勝負してもらいたかったけれど、それは部外者たるプレスの勝手な言い方かも知れない。
アメリカではフォードのSUVは家庭用のクルマとしてもかなり保守的な市場で受けているし、トリビュートはマツダにとって事実上初めての分野への挑戦だから、形であまり冒険したくなかったのだろう。
エスケープの価格は現時点では不明だが、直4,V6とも4WDのみで、必要な装備は最初から付けた状態で売るというらしいから、トリビュートの上級版に近い値段になると予想される。
エスケープは、かつてのオートラマのフォード車のようにマツダのバッジ・エンジニアリング版ではなく、トリビュートとプラットフォームは同じでも、日米で性格をきちんと分けている。ユーザーにとっては、選択範囲が広がっていいだろう。
(文=web CG エグゼクティブディレクター 大川 悠/写真=フォード・ジャパン・リミテッド/2000年11月)
フォードのSUV群。向かって左奥は、新たに加わったエクスプローラーのピックアップモデル。
関連記事
フォード
├
「世界ラリー選手権 2012」開幕戦ラリーモンテカルロの舞台から
├
「エクスプローラー」に低燃費モデルを追加
├
「フォード・クーガ」にナビ付きの限定車
├
米国メーカーから期待のニューモデルぞくぞく【デトロイトショー2012】
├
フォード・マスタングV8 GT パフォーマンス パッケージ(FR/6MT)【短評】
├
フォード・マスタングに赤内装の特別限定車
├
ガンメタの「フォード・クーガ」、40台限定発売
├
フォード・エクスプローラーXLT(4WD/6AT)【短評】
├
トヨタとフォード、ハイブリッド開発で協業
└
「フォード・マスタング」の限定車、発売
エスケープ
├
フォード、プラグインハイブリッド車の実証試験を開始
├
フォードのSUVに夏色の限定車
├
「フォード・エスケープ」に白い特別仕様車
├
フォードSUVフルラインナップ試乗会【短評】
├
「フォード・エスケープ」、2度目のマイチェンでお化粧直し
├
【Movie】米フォード、プラグイン・ハイブリッド車の実用化に向け前進
├
フォードはSUVとスペシャルティに集中【会場リポート】
├
フォード/ワールドプレミアのコンセプトカー「ニュー エスケープ コンセプト」【出展車紹介】
├
フォード・エスケープXLT(4WD/4AT)【短評】
└
“プレミアムSUV”を意識して――「フォード・エスケープ」の上級車
スポンサード リンク
週間アクセスランキング(インプレッション)
2012/02/05〜2012/02/11
0
1位
スバルBRZ R(FR/6MT)/BRZ S(FR/6AT)…
0
2位
スズキ・スイフトRS(FF/5MT)【短評】
0
3位
スバル・インプレッサS206 NBR CHALLENGE …
0
4位
フォルクスワーゲンCC 1.8TSI(FF/7AT)【…
0
5位
ダイハツ・コペン アクティブトップ/ムー…
0
6位
アウディA1スポーツバック1.4 TFSI(FF/7A…
0
7位
トヨタ・アクアS(FF/CVT)/アクアL(FF/…
0
8位
ダイハツ・コペン アクティブトップ/ムー…
0
9位
メルセデス・ベンツC63 AMGクーペ(FR/7AT…
10位
マツダCX-5 プロトタイプ試乗会【短評】
注目の情報 [PR]
トップ
|
インプレッション
|
ニュース
|
カースコープ
|
エッセイ
|
Q&A
|
アーカイブ
|
mobileCG
|
自動車保険