2002年のパリサロンで展示された……と書くと、ずいぶん古いハナシに感じられる「日産マーチCC」こと「マイクラC+C」。
欧州では2005年末に市販モデルがリリースされ、ようやくわが国にも導入されることとなった。……といっても、明らかにされたのは、07年度中ごろに販売が開始されるということだけ。
価格は……、1.4と1.6リッターがある英国で、後者が約1万4000ポンド(約330万)。マイクラC+C、けっこう高いクルマなのである。日本では、がんばって250〜300万円くらいになろうか?
NDE(日産デザインヨーロッパ)がデザイン、NTCE(日産テクニカルセンターヨーロッパ)が開発し、NMUK(英国日産自動車製造会社)サンダーランド工場でつくられるマイクラC+C。英国のサイトでは、“nothing but sky”なんてシャレたコピーが踊るマイクラC+C。テスト車が用意されたので、乗ってみた。
駐車場から公道に出ようと左にウィンカーを……、ワイパーが動いた。ウィンカーレバーは左。スピードメーターはマイル表示。ナンバーは付いているものの、乗ったクルマは英国生産車そのものだった。
折り畳み可能な屋根は、ショーモデルのメタル製トップ(仏ユーリエ製)から独カルマン社の手になるグラストップに変わった。クーペ・カブリオレの常として、天井は前後に短い。ガラスがはめられ、サンシェードが備わる。
快晴に恵まれたテスト日には、それでも陽光が漏れ落ちてきて、室内は十二分に明るかった。小ぶりなキャビンを広く感じさせる、という実利面より、ハッピーな気分にさせる精神的効果大。

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