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トップインプレッション(リスト)ホンダ・ゼスト/ゼストスポーツ【短評】 (07.04.04)
インプレッション
ホンダ・ゼスト/ゼストスポーツ【短評】
【スペック】ゼストD:全長×全幅×全高=3395×1475×1635mm/ホイールベース=2420mm/車重=880kg/駆動方式=FF/0.6リッター直3SOHC6バルブ(52ps/6700rpm、6.2kgm/3800rpm)
 ホンダ・ゼスト/ゼストスポーツ【短評】
……103万9500〜135万4500円
/118万6500〜141万7500円

いま注目の「軽自動車」を、小沢コージがまとめて取り上げる。それぞれのクルマの「○と×」は何なのか? 自動車専門誌『NAVI』の名物特集から、改めてご紹介!



 ファンの期待
【復習:こんなクルマ】

簡単に言っちゃえば、ホンダが作った「ワゴンR」。背高ノッポボディによる迫力のデザインと実用性が売りで、プラットホームは「ライフ」と共通。エンジンは直3SOHCだが、同社の大ヒット商品、「フィット」譲りのツインプラグ点火の高効率i-DSI方式を採用している。

【ゼスト/ゼストスポーツの○と×】

○:
一部ホンダファンの期待に応えたこと。ホンダはワゴンRが出た1993年以来、ハイトールボディの軽がウケるとはわかっていてもあえてつくってこなかった。それは、その元祖が実は同社の初代ライフだという意地なのか、人まねをしたくないという想いなのかはよくわからない。しかし、一部ホンダファンの軽ユーザーは思っていたのだ。「背高ノッポのホンダの軽が出ればいいなぁ」と。で、やっと出したらホンダらしく走りはしっかりしてるわ、室内は広いわ、質感は高いわと大満足。一部の人々は確実に喜んでおられます。

×:
なんか迎合しちゃった感じがすること。ハッキリ言ってここ10年間、ホンダの軽はかなりがんばってきたと思う。昔ながらに“ホンダらしさ”を追求してきたのだ。実用ミドシップの「Z」は作ったし、いち早くオシャレ雑貨系の「ザッツ」も作った。が、世の中はすっかり軽に「安さと合理性」しか求めなくなっており、ハッキリ言ってどれも鳴かず飛ばず。だからゼストが出たのも仕方ない。でも、なんとなく残念な気がしちゃうのよねぇ。

【コージから一言】

大変です。よくも悪くも消えないホンダの宿命。常に奇想天外さ、面白さを求められてしまう。

(文=小沢コージ/『NAVI』2007年2号)

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