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トップインプレッション(リスト)ロータス・ヨーロッパ S(MR/6MT)【短評】 (07.04.20)
インプレッション
ロータス・ヨーロッパ S(MR/5MT)【短評】
【スペック】全長×全幅×全高=3900×1714×1120mm/ホイールベース=2330mm/車重=995kg/駆動方式=MR/2リッター直4DOHC16バルブターボ(200ps/5400rpm、27.7mkg/5000rpm)/価格=664万6500円(テスト車=676万6000円/メタリックカラー=12万6000円)
 プライスはあるけど、クラスはない
ロータス・ヨーロッパ S(MR/6MT)
……676万6000円

英国ヘセルからリリースされた、第2のアルミスポーツ、ヨーロッパS。2リッターターボをミドに積んだロータス流グランドツアラーとは?
ダブルエアバッグ、パワーウィンドウ、エアコン、ABSなどを標準で装備する。
GTらしく、ダウンフォースを抑えゼロリフトを実現した空力。サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーン。タイヤは、前:175/55R17、後:225/45R17。APロッキードと共同開発のツインピストンをフロント、ブレンボのシングルキャリパーをリアに備える。0-100km/h=5.9秒。最高速度は242km/h。

 たちまち虜に
「ロータス・ヨーロッパS」のシートにペタンと座る。太股の間から座面の下に手を伸ばしてシンプルなレバーを引くと、乾いた擦れた感触を残してシートが前に出た。 地下の駐車場から、四角く明るい路上の出口へ。月並みな重さのクラッチをつなぐと、すぐに月並みでない運転感覚を得た。

軽い。硬い。

後で車検証の記載と確かめると、前軸車重360kg、後軸車重640kg、合わせて1000kgだから超絶的に軽量なわけではないのだが、ヨーロッパSをお借りした直後のメモには、こんなことが書いてある。
「アルミのように軽い」
まことに頭の悪い記述である。

硬い、というのは、サスペンションのことではなく、ボディ。地下から道路へのわずかな距離の坂道で、すぐに不思議な強靱さを感じた。しならない。ゆがまない。 「さすがはアルミのバスタブ構造だ」と、今度はすこしはましな感想をいだいた記憶がある。

歩道を越え、ステアリングを切って公道に出る。パワーアシストはない。ヨーロッパSのフロントタイヤは175/55R17という控えめなサイズだが、据え切りや微速時のハンドルはさすがに重い。

しかしいったん動き出してしまえば、ひさしぶりに味わうダイレクトなフィール。胸が躍る。運転席からは盛り上がったフェンダーが左右によく見え、いつまでたっても車両感覚をつかむのが苦手なリポーターを安心させてくれる。同時に、ステアリング操作がフェンダーの下にあるタイヤに直接作用しているかの視覚的な錯覚を……、いや、実際に直接作用していないとエライことになるのだが、あたかもステアリングホイールのリムがそのまま前輪になったかのストレートな感覚がある。たちまち虜になる自分が可笑しい。



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2008/07/13〜2008/07/19

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