少量生産のスポーツカーメーカーというと、真っ先に思い浮かぶのがイギリスの「バックヤードビルダー」たちだが、自動車メーカーやそれを取り巻くパーツメーカーが多数存在するという意味ではドイツもなかなかの立地条件で、日本ではあまり知られないが、古くから個性的なブランドが存在する。
そのうち比較的新しい「YES!」は、ドレスデン近郊にファクトリーを構える「フンケ&ヴィル」社によるコンパクトスポーツカーブランドだ。同社は自動車関連技術の研究開発やプロトタイプ製作などを行う会社で、そのノウハウを活かしたスポーツカーづくりに取り組んでいる。
彼らの記念すべき第1弾は「YES! ロードスター」で、オリジナルのアルミスペースフレームに、フォルクスワーゲンの1.8リッターをターボ化したエンジンをミドにマウントし、リアを駆動するという本格派だ。取り外し式のキャンバストップが付くが、基本はオープン。キャンバストップやガルウイングドアを持たない「CLUBSPORT」やフロントガラスのないサーキット専用モデルの「CUP/R」など、さらに硬派なモデルも用意される。
日本ではオートリーゼンがYES! ロードスターの輸入・販売を担当。価格はロードスターが1039万5000円。CLUBSPORT、CUP/Rはそれぞれ955万5000円と1249万5000円である。