試乗会が開かれるホテルの駐車場には、ピッカピカに拭き上げられた「ヴァンガード」十数台が出番を待っていた。そのほとんどがブラックやダークグレーのボディをまとい、クロームメッキのグリルが上品に映える。そういえば、この手の落ち着いた感じのSUVはこれまでトヨタにはなかった。
ヴァンガードは、RAV4と基本コンポーネントを共用するSUVで、ホイールベースを100mm、全長を235mm拡大することでキャビンに3列シートを収めていた(2列シート仕様も用意される)。エクステリアを見るかぎり、RAV4との共通性は感じられない。RAV4の7人乗りバージョンではなく、あくまでRAV4より1クラス上の、ちょっと立派で高級なSUVなのだ。ちなみに、ヴァンガードは国内専用モデルである。
ラインナップは、2.4リッター直4エンジンを搭載する240Sと3.5リッターV6の350Sの2本立てで、それぞれ5人乗りと7人乗りが用意される。駆動方式は全車フルタイム4WDで、トランスミッションは240SにはCVTが、350Sには5段ATが組み合わされる。