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トップインプレッション(リスト)フォルクスワーゲン・ティグアン(4WD/6MT)【海外試乗記】 (08.03.26)
インプレッション
フォルクスワーゲン・ティグアン(6MT/4WD)【海外試乗記】
【スペック】全長×全幅×全高=4427×1809×1683mm/ホイールベース=2604mm/車重=1546kg/駆動方式=4WD/1.4リッター直4DOHC16バルブ・ターボインタークーラー付き+スーパーチャージャー(150ps/5800rpm、24.5kgm/1750-4000rpm)(欧州仕様)
 リトル・トゥアレグ登場
フォルクスワーゲン・ティグアン(4WD/6MT)

2007年フランクフルトショーのVWブース。コンセプトカーの主役がup!だとしたら、生産車の主役はこのティグアンだった。世界屈指のピープルズブランドが生んだコンパクトSUVに、ハンガリーで乗った。

『NAVI』2008年1月号から転載。
荷室容量は5人乗車で470リッターを確保。リアシートを畳めば最大1510リッターまで拡大が可能だ。ユーティリティーは高い。


 価値を見つめ直して
「いやぁ、自動車の生産なんてギャンブルですよ。だってたった1車種の失敗で、経営的に危険信号が灯っちゃうだから。ホント怖いですよね」

こう語るのは梅野勉フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)社長。2006年、晩夏。まだ暑さしつこく残る京都でインタビューした際の言葉である。

実際、VWにとってフェートンの失敗は痛かった。メルセデスSクラスのライバルを自ら名乗り、莫大な開発費に加え、旧東独の古都、ドレスデンにはガラス貼りの新工場を建設するなど巨費を投下。しかし販売はスタート直後からまったく振るわず、たちまちヨーロッパの巨大企業の足下を揺るがせたのである。VWに限らず、世の中のほとんどすべてのブランドが、プレミアム路線に突っ走った時代のことだった。

しかしVWは見事に甦った。高級化ひと筋から舵を切り、コアバリューである小型セグメントの充実を図ったのである。ゴルフやポロ・ファミリーの充実がそれに当たるし、ジェッタやパサートも各々が属するセグメントで、ベンチマークの役割を果たしている。

そんなVWブランドが生む最新のピープルズカーが、先のフランクフルトショーで正式デビューしたティグアンだ。トヨタRAV4やホンダCR-V、ニッサン・エクストレイル等と直接競合するコンパクトSUVであることは、ひと目見ればわかるだろう。

プレスカンファレンスの説明によれば、同カテゴリーの販売は世界的に好調に推移し、特にヨーロッパでは2002年に30万台だった市場規模が、今後倍増する可能性が高いという。ドイツ製コンパクトSUVといえばBMW X3という先駆者が思い浮かぶが、それに勝るとも劣らない性能と価値を、よりアフォーダブルな価格で大衆に提供することが、ティグアンに与えられたミッションだ。



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2008/07/17〜2008/07/23

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