トップインプレッション(リスト)ホンダ・フリード Giエアロ(FF/CVT)/FLEXiエアロ(FF/CVT)【試乗速報】 (08.06.11)
インプレッション
ホンダ・フリード Giエアロ(FF/CVT)/FLEXiエアロ(FF/CVT)【試乗速報】
【スペック】FLEXiエアロ:全長×全幅×全高=4215×1695×1715mm/ホイールベース=2740mm/車重=1300kg/駆動方式=FF/1.5リッター直4SOHC16バルブ(118ps/6600rpm、14.7kgm/4800rpm)/価格=222万6000円(テスト車=248万8500円/プレミアムホワイトパール=3万1500円/Honda HDDインターナビシステム=23万1000円)
 ヒットの予感
ホンダ・フリード Giエアロ(FF/CVT)/FLEXiエアロ(FF/CVT)
……252万円/248万8500円

“外は小さく中は広々”の新型車「フリード」がデビューした。ちょうどよさを謳う、その走りは? 居住性は? 都会の道で実力を試した。
特徴的なサイドのキャラクターライン。パネルの成型に際して生産部門は苦労したという。


 欲が出るパッケージング
「フリード」は、いわゆる5ナンバーサイズの小型ミニバンで、外寸はコンパクトながら内容を充実させ、使いやすさを追求したクルマだ。

従来の「モビリオ」も狙いは同じ。しかし、欧州の路面電車をイメージしたクリーンなスタイリングの評価は高かったものの、若いユーザーが欲する刺激は、少々物足りなかった。そんな反省に立ってか、今度は「インスパイア」でも試みられた攻撃的な目元や、斜めの曲線を多用した躍動的な面構成を特徴とする。 見た目の安定感を求めるには、水平垂直の直線的なデザイン処理も有効だが、不安定要素の多い現代の世相を反映して(?)、卯浪をかきわけて進むには、このくらい強い主張も必要というわけだ。
空力特性改善のため大きく寝かせたウィンドウとノーズの一体化は、燃費対策という時代の要請でもある。

外観同様、室内も大きく変わった。広いウィンドウゆえに広くなったダッシュボードの棚は、2段階に高さを分けることにより冗長さを無くし、さらに広々と見せることに成功している。
狭い駐車場などでは、片側に寄せて停め、リアのスライドドアを使って乗り降りする方法が定着しつつある。そんな時に便利なウォークスルー用の「廊下」の確保も特記事項だろう。動力や駆動系のメカを前方に小さくまとめたFFシャシーにより、キャビンの容積を大きく採り、無理のない3列シートが設定されているのも、フリードのウリ。

シートレイアウトは、5人乗りだけでなく、7人乗りと8人乗りも選べる。ついでに言えば、法規上9人乗りにして、チャイルドシートの設置場所を確保し、夫婦ふたりと双方の両親4人、さらに子供3人という家族を一気に運べるようにして欲しいところだ。フロントをベンチシートにすれば、人が乗らなくても小物の置き場として便利な空間となろう。そんな可能性も考えられるほどに、有効スペースの大きさは魅力といえる。



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