東京都内に話を限っていえば、「ハマーH3」を目にすることはめずらしい状況ではない。行くべきところには行き渡ったのではないかと思ってしまうほどだ。それでも販売はまだ頭打ちになっていないようで、2008年モデルも好調に売れているという。
インポーターが三井物産オートモーティブからゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMAPジャパン)に移管され、それを機に右ハンドル仕様が加わったことで販売に弾みがついたようだ。発売から半年がたった現在も、バックオーダーを抱えているほどだという。
聞けば、夫婦でショールームにやってきて、「ワタシも運転できるからこっちがいいわ」と右ハンドルを選んでいくパターンが目立つとか。女性の強さをあらためて教えられるエピソードであるが、大きすぎないH3なら「ハマーのオンナ」はたしかに絵になりそうだ。
ベースグレードのほか、「ラグジュアリー」「アドベンチャー」とラインナップが増えたことも2008年モデルの特徴。従来3.5リッターだった直列5気筒エンジンは、排気量が3.7リッターに拡大された。トランスミッションは基本は4段ATで、ベースグレードでは5段MTも選べる。アドベンチャー以外ならすべて右ハンドルを選択可能だ。また、2008年7月からパワフルなV8モデルが加わり、選択肢が増えたのも見逃せないところだ。