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トップインプレッション(リスト)メルセデス・ベンツML320ブルーテック(4WD/7AT)【海外試乗記】 (08.07.16)
インプレッション
メルセデス・ベンツML320ブルーテック(4WD/7AT)【海外試乗記】
【スペック】全長×全幅×全高=4781×1911×1815mm/ホイールベース=2915mm/駆動方式=4WD/3リッターV6DOHC24バルブ・コモンレールディーゼルターボ(210ps/3400rpm、55.1kgm/1600-2400rpm)(北米仕様車)
 「ディーゼルにしては」とは言わない
メルセデス・ベンツML320ブルーテック(4WD/7AT)

フェイスリフトとともに、クリーンディーゼル搭載モデルをラインナップに加えた「メルセデス・ベンツMクラス」の試乗会が北米で行われた。最大のトピックである尿素水を使った新技術「ブルーテック」を中心に新しいMクラスを紹介する。



 乗用車で初めての技術
メルセデス・ベンツが、アメリカ市場でMクラス、GLクラス、そしてRクラスに超低排出ガス・ディーゼルを搭載する「ブルーテック」の販売を開始するというニュースは、我々日本のユーザーにとっても無視できない話題だ。なにしろ、2009年より全米50州で施行される排ガス規制「Tier2 Bin5」は、やはり来年施行の日本の「ポスト新長期」排ガス規制と並ぶ、非常に厳しい規制値をもつ。つまり全米50州で販売できるブルーテックモデルは、ここ日本にも大規模な改良なく導入できる可能性が高いのだ。

ディーゼル車にもガソリン車とまったく変わらないクリーン性を求める「Tier2 Bin5」をクリアするために、ML/G/R320ブルーテックが採用したのは、AdBlue(アドブルー)と呼ばれる尿素水によってディーゼルエンジンにとって最後にして最大の問題である排ガス中のNOxを処理する、ブルーテック・フェイズ2と呼ばれる技術である。一般に、2トン超級の大型車でポスト新長期規制をクリアするにはこれは必須と言われており、すでに商用車ではポピュラーな技術だが、乗用車への採用は初めてとなる。

AdBlueの消費量は、走行100kmにつき0.1リッター程度。タンクは約28リッターの容量を備えており、単純計算で2万8千kmごとの補充が必要となる。AdBlueが底をつくと排ガスのクリーン性が落ちるため、走行は制限される。北米仕様では規制により、最初は警告灯がつき、それ以降は距離10マイル以上の走行回数がカウントされ、20回でエンジンがかからなくなる。しかし大抵は2万8千kmの間、整備も点検もしないということはないだろうから、ほとんど問題はないだろう。日本でもAdBlue使用のクリーンディーゼルには、同様の車両規則が適用されそうだ。



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2008/10/01〜2008/10/07

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