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トップインプレッション(リスト)ルノー・トゥインゴ(FF/5AT)【短評】 (08.10.08)
インプレッション
ルノー・トゥインゴ(FF/5AT)【短評】
【スペック】全長×全幅×全高=3600×1655×1470mm/ホイールベース=2365mm/車重=980kg/駆動方式=FF/1.2リッター直4SOHC 16バルブ(75ps/5500rpm、10.9kgm/4250rpm)/価格=198万円(テスト車=同じ)
 一点だけ、曇りアリ
ルノー・トゥインゴ(FF/5AT)
……198.0万円

1993年以来、14年の長きにわたって製造された「ルノー・トゥインゴ」がフルモデルチェンジ。お洒落なだけでなく実力も備えたフレンチコンパクトであるけれど、「一点の曇りナシ」というわけにはいかなかった……。

初代「ルノー・トゥインゴ」は14年間で240万台が販売されたが、日本では約5000台にとどまった。これは初代には右ハンドルが設定されていなかったという理由が大きい。今回は、イギリス仕様をベースにした右ハンドル仕様を日本に導入している。生産はスロベニア工場。

 のび太からスネ夫へ
以前にちらっと写真で見た新型「ルノー・トゥインゴ」は、先代とはまったく別のクルマに思えた。先代が丸メガネの「のび太」だとすれば、新型はイヂワル顔の「スネ夫」。本気で中古を探すくらい先代トゥインゴが好きだったので、写真を見ながら「俺の好きだったトゥインゴは終わったんだ」と、ちょっと寂しくなった。

けれども、試乗会会場で間近に見て、乗って、走ってみると、トゥインゴは終わっちゃいなかった。新型もしっかりとトゥインゴらしさを継承しているのだ。まずは先代と同じように円をモチーフとした意匠の中に配置されたドアノブをカチャッと上に上げてドアを開ける。

シートのサイズはそれほど大きくない、というかむしろ小さめ。それなのにお尻から腰、そして背中にかけてをほっこりと包み込む、不思議な掛け心地は健在だ。これはトゥインゴらしさというよりも、ルノーらしさと言うべきか。

のび太からスネ夫に変わった外観と同じくらい、インテリアもイメチェンを図った。先代の内装は、色も形もFrancfrancでも売っている雑貨小物みたいにポップで楽しいものだったけれど、新型はちゃんと(?)自動車っぽくなっている。少しドライバー側に角度が付いたセンターメーターや、ステアリングホイールの奥に配置されたタコメーターなどでちょこっと遊びつつ、ブラック&グレーをベースにした配色で無難にまとめている。

正直、乗り込んだ瞬間に陽気な気分になった先代のインテリアを懐かしく思い出したわけですが、いろいろと試してみると「おっ、いいじゃん」という方向にコロッと傾いた。



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