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トップインプレッション(リスト)シトロエンC5 ツアラー 3.0エクスクルーシブ(FF/6AT)【短評】 (08.10.14)
インプレッション
シトロエンC5 ツアラー 3.0エクスクルーシブ(FF/6AT)【短評】
【スペック】全長×全幅×全高=4845×1860×1490mm/ホイールベース=2815mm/車重=1790kg/駆動方式=FF/3リッターV6DOHC24バルブ(215ps/6000rpm、30.5kgm/3750rpm)/価格=499.0万円(テスト車=同じ)
 快適な時間と空間を紡ぎ出すクルマ
シトロエンC5 ツアラー 3.0エクスクルーシブ(FF/6AT)
……499.0万円

初のフルモデルチェンジでエクステリアが大きく変更されたシトロエンの中核モデル「C5」。シトロエンらしさを失うことなく2世代目へと進化した新型をワゴンモデルで試す。
ツアラーには、パノラミックガラスルーフが標準装備される。気になる紫外線もカットする、電動サンシェード付き。


 やわらかな機械
久しぶりにシトロエンと一日を過ごして、気持ちいい移動感覚だけが身体に残った。とはいえ、長い時間乗っていたわけでも、飛ばしたわけでも、遠くまで走ったわけでもない。だが、後味が気持ちいいクルマには、時間も速度も距離も関係ない。乗った瞬間から心身ともにリラックスでき、それがいつまでも残るものである。

シトロエンの魅力はこの気持ちいい移動感覚にある。それを分析して言うと、フラットな乗り心地、優れたシート、静粛というよりは気に障らない機械騒音、慣れると自然に感じる各コントロール類などがあげられる。そういう要素を含めて、機械と人間との接点のあり方がいいというか、機械感覚や移動情報の、人に対する伝達回路の設計が良く考えられていることに価値がある。

メカニカル・ストレスを感じさせない「やわらかな機械」、それが歴代のシトロエンの魅力であり、その観点から見ても、新しい「C5」は紛うことなきシトロエンだった。特にツアラーと英国風に命名されたワゴン版は、さらにその個性が明瞭に発揮されていた。



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