トップインプレッション(リスト)スズキ・ワゴンR FXリミテッド(FF/CVT)/スティングレーTS(FF/CVT)【試乗速報(後編)】 (08.10.21)
インプレッション
スズキ・ワゴンR FXリミテッド(FF/CVT)/スティングレーTS(FF/CVT)【試乗速報(後編)】
【スペック】ワゴンR FXリミテッド:全長×全幅×全高=3395×1475×1660mm/ホイールベース=2400mm/車重=850kg/駆動方式=FF/0.66リッター直3DOHC 12バルブ(54ps/6500rpm、6.4kgm/3500rpm)/価格=118万1250円(テスト車=同じ)
 大きな存在(後編)
スズキ・ワゴンR FXリミテッド(FF/CVT)/スティングレーTS(FF/CVT)
……118万1250円/161万7000円

道具から乗用車への脱皮を狙ったという新型「ワゴンR」。量販グレードでその進化を見定める。現代社会が求める軽自動車像がそこにはあった。
「FXリミテッド」のインパネ


 攻めたスタイリング
続く試乗車「FXリミテッド」は、縦型ヘッドランプを踏襲する素のワゴンRだが、そのスタイリングも単純に先代の意匠を継承したわけではない。そのヘッドランプもよく見ると複雑な形状で、フェンダーラインと一体のラインで構成されているなど、実はなかなか凝っている。これは「シンプル イズ ベスト」を狙った先代の評価が今ひとつだったことを受けて、進化をわかりやすく表現した結果だという。よく見ると適度にウェッジが効かされたサイドビューなどを見ても、実は新型は相当攻めたスタイリングなのだ。

インテリアの意匠は基本の部分は共通。しかしながら、こちらは淡い室内色や、上下2段式のグローブボックスが採用されず膝まわりの余裕が確保されていることなどから、スティングレーほどの圧迫感は無い。一方、スティングレーに使われていた見映えも操作感も良い空調操作パネルが、「いかにも事務的なしつらえのものに置き換えられていたのが残念。「最後まで悩んだんですが……。FXリミテッドまでは、やっぱり上級仕様にしておくべきでしたね」と、チーフエンジニア氏もちょっぴり悔しそうだった。ちなみに、最上級のFTリミテッドにはスティングレーと同じものが備わる。

しかし、それよりも付けてほしかったのはシートリフターやチルトステアリングの方である。これが無いと、やはり体型によってはインストゥルメントパネルの圧迫感は気になってしまうかもしれない。



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