もし私が「メルセデス・ベンツC300」のオーナーだったとして、この最新版、いわゆる2009年モデルのC300に試乗したら、どれほど悔しい思いをすることか! そのくらい、最新のC300は魅力がアップしていたのだ。
輸入車、特にドイツ車は、マイナーチェンジというほど大規模でなくても、毎年のように細部の仕様を見直してくるのが一般的。エンジンのフィーリングや乗り心地など、カタログではわからない部分があきらかに良くなった、なんてことも多い。1年目よりも2年目、2年目よりも3年目がいいというのが“常識”になっている。
Cクラスも例外ではなく、2年目の「C300アバンギャルドS」は、これまで設定されていなかった「ダイナミックハンドリングパッケージ」が標準になり(「C200コンプレッサー」と「C250」には「アバンギャルドSパッケージ」とセットオプションとして用意)、「ふだん乗るには少し乗り心地が硬いなぁ」と感じていた人にはうれしい知らせとなるに違いない。
もともと性能に不満のないCクラスだけに、このダイナミックハンドリングパッケージはまさに鬼に金棒。できることなら、すべてのモデルで、しかも単独のオプションとして選べるとうれしいのだが……。「それは次のモデルイヤーで!」などといわず、ぜひ、早めの実現をお願いしたい。