スコットランドの中村俊輔の調子は? フランスの松井大輔、最近どう?
W杯のアジア最終予選が佳境に入るサッカー日本代表で必ず話題になるのがヨーロッパでプレーする選手、いわゆる「海外組」だ。
自動車の世界でも、「海外組」がひとり、じゃなくて1台、日本に入ってきた。スズキの新型コンパクトカー「スプラッシュ」だ。
試乗会会場付近の路面の荒れた道を走ると、「カツンカツン」というショックがかなりダイレクトに伝わってきて、「むむむっ」と思う。いっぽう、スピードを上げても足まわりはビシッ! としていてコーナリングも安定している。「おおおっ」と思う。
クルマから降りてタイヤをチェック。コンチネンタル社の「コンチ・プレミアムコンタクト2」などという国産コンパクトカーではほとんど見かけない銘柄を履いていて、「ほほー」と思う。
生まれも育ちもヨーロッパだと話には聞いていたけれど、スプラッシュを走らせてみると、たしかにヨーロッパの小型車っぽいと感じる部分が多々ある。このクルマ、内装の色遣いはポップで可愛らしいけれど、そのゴリッとした手応えは明らかに国産コンパクトとはテイストが異なる。
スズキ・スプラッシュは、基本的なプラットフォームこそ同社の「スイフト」と共用するけれど、商品企画もテストも製造もハンガリーの「マジャールスズキ」で行われている。ちなみに「マジャールスズキ」はハンガリー市場において約20%のシェアを占める大手だ。
そしてこのクルマは、オペル・ブランドからも「オペル・アギーラ」という名称で販売される。したがって開発にあたってはオペルの基準を満たすために、オペル側よりさまざまな口出し、じゃなくて内政干渉、でもなくて提案があったということだ。
サッカー日本代表も「海外組」と「国内組」の融和が注目されるけれど、この「スプラッシュ」というクルマも、はたして日本市場になじめるのでしょうか?