2009年は、ポルシェ大変革の年である。ご存じのとおり、「911」は主要モデルのパワートレインが一新され、「ボクスター」と「ケイマン」にもその技術が注ぎ込まれる。一方、2007年モデルでフェイスリフトが行われた「カイエン」には、なんとディーゼルエンジン搭載モデルが追加される予定。さらにニューモデル
「パナメーラ」のデビューが控えているわけだから、われわれとしてもポルシェから目が離せない。
そんなニューモデルづくしのポルシェから、日本上陸の先陣を切ったのが2009年モデルの911である。タイプ997の911がデビューから4年の時を経てマイナーチェンジし、第2世代のタイプ997として生まれ変わったのがこの“ゼロキュウ”の911(ターボ系を除く)なのだ。
変更のポイントをざっと確認しよう。エクステリアは、一見フェイスリフト前と変わらぬ印象だが、細かい部分がいろいろと違う。
たとえばフロントマスクでは、左右のエアインテークがシャープで大きな形状になるとともに、従来、エアインテーク上部にあったフォグランプが廃止され、ウインカー、LEDポジションランプ、ウェルカムホームライトがスリムに収まっている。全車、ヘッドライトはバイキセノンタイプになり、オプションのダイナミックコーナリングライトを選ぶと、円形のヘッドライト内にふたつの“眼”が配置されるのも新しい。
一方のリアエンドは、テールライトがよりダイナミックなデザインに変更されるとともに、LEDの輝きが美しい“ジュエリーライト”を採用する。4WDモデルではふたつのテールライトがレッドのストリップで結ばれて、ワイドなリアフェンダーとともに、その存在をアピールする。