オープンカーと聞くだけで、つい評価が甘くなるのが私の悪い癖。天気が良ければなおさらだ。でも、このクルマを「なかなかいいじゃない!」と思ったのは、それだけの理由からではない。レクサスのフル4シーターオープンは、実際に流しても飛ばしても楽しいクルマだったのだ。
「レクサスIS」がデビューしたのは2005年。この年の終わりごろからISをベースとしたコンバーチブルの開発が始まり、2008年秋のパリサロンに「IS250C」がデビューした。
その特徴は、電動開閉式のメタルトップを備えること。そして、大人4人が乗れるフル4シーターであること。「BMW3シリーズカブリオレ」や「ボルボC70」、「フォルクスワーゲン・イオス」、そして「プジョー308CC」など、輸入車にはこの手のモデルはいくつもあるが、日本車としては希少な存在だ。北米市場がメインのモデルなので、国内での販売目標は月100台と控えめだが、カタログをめくると渋いグレーから、派手なレッドやブルー、怪しげな深紫までボディカラーは豊富で、シートやパネルもいろいろなタイプが選べるのもまたうれしい。
カタログを開いたついでにチェックしておくと、IS250Cには標準タイプと、レザーシートが標準の“バージョン L”のふたつがあり、価格はそれぞれ495万円と535万円。セダンと違って乗車定員は4名である。