恥ずかしながら、「シボレー・トラバース」という車名を聞いて、その姿が浮かばなかったわけです。冷や汗をかきながら資料に目を通すと、GMがシボレーブランドから発表した、最新CUVとのことだった。CUVとはクロスオーバー・ユーティリティ・ビークルの略で、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)とミニバンの、いいとこ取りをしたカテゴリー。
「トラバース」と同じプラットフォームを使う兄弟車種には、「サターン・アウトルック」「GMCアカディア」「ビュイック・エンクレイブ」があるらしい。そうか、ほかに3人の兄弟がいるのか……、と自分で書きながら、いまいちピンときていません。どれも日本に馴染みのない車種ですし。
ちなみに「トラバース」とは、GMの本拠、ミシガン州にある都市の名前。日本でいうと「ホンダ・青山」みたいな感じの車名か。なんか違う気もする。
三井物産オートモーティブが日本に導入するのは、FFの「トラバースLS」と、4WDの「トラバースLT」。エンジンは、ともに直噴ガソリンの3.6リッターV型6気筒で、これは「キャデラックCTS」などに搭載されるものと基本的には共通だ。本国には7人乗りもあるけれど、日本に入ってくるのは8人乗りだけとなる。今回試乗したのは、FFの「トラバースLS」8人乗り仕様。ここまで予習し、なんとなくわかったような、わからないような気分で、キーを受け取る。