ディスカバリー(以下ディスコ)は3世代目から4世代目への進化で、外観上も“御本尊”のレンジローバー(以下レンジ)に近づいたし、内装も立派になった。性能面では互角以上であり、お買い得感をさらに増したことになる。ジャガーとの共同開発になるV8エンジンは、ほぼ倍の価格であるレンジと共通。若干小振りで軽いボディは、オフロードでの走破性で有利(回転半径:ディスコ=5.5m/レンジ=5.7m)。3列シートは乗車定員数で勝る。と言う具合に、走るための実質的な内容は、最上級にある。
800万円クラスのお買い物としては、国産車にもオプション込みで該当するクルマがあるにはあるが、はっきり言ってディスコ4の走行感覚は比べ物にならないほどいい。V6とV8といったエンジンの違いだけでなく、足まわりの剛性感であるとか、内装の造りのよさなど比べるまでもない。走りだせば、さらなる格差が明らかとなる。また、ドイツ車勢と比べれば、繊細な運転感覚という点で優位。レンジの廉価版という地位にはあるが、本来の働き手を求めるならばディスコ4の方ほうが有能な手足となろう。