webCG
日本経済新聞 電子版

 
サイトマップ
RSS
メールマガジン



トップインプレッション(リスト)日産マーチ12G(FF/CVT)【試乗速報】 (10.07.27)
インプレッション
日産マーチ12G(FF/CVT)【試乗速報】
【スペック】全長×全幅×全高=3780×1665×1515mm/ホイールベース=2450mm/車重=960kg/駆動方式=FF/1.2リッター直3DOHC12バルブ(79ps/6000rpm、10.8kgm/4400rpm)/価格=146万8950円(テスト車=同じ)
 4代目は「輸入車」
日産マーチ12G(FF/CVT)
……146万8950円

全数がタイで生産され、日本に輸入されることとなった新型「マーチ」。話題は経済に集中しがちだ が、中身も相当の力作だ。その実力をリポートする。
エンジンルーム内には「NISSAN MOTOR(THAILAND)」と書かれるプレートが。


 日本車はつらいよ
その国のクルマの底力を知りたかったら、スーパーカーや高級サルーンなんか見たってダメだと思う。企業の体力は、小型車にこそ一番強く出るからである。小型車はその国のモータリングの足腰。いうなれば自動車界の「水」であり「コメ」である。日産でいうなら「マーチ」がそんな存在だ。

にもかかわらず、マーチの生産は全数が追浜工場からタイ日産に移管されてしまった。これまでも「ホンダ・フィットアリア」や「スバル・トラヴィック」のように、タイから逆輸入される日本車はあった。しかし、基幹車種で、それもすべてというのは初めての経験である。日本は食料自給率が低い国だが、クルマ自給率まで下がるのか……そんな思いが、目の前の新型マーチの見え方を複雑にする。

日本には自動車産業に直接的・間接的に従事する就業人口は約515万人いるといわれる。生産が海外に流れると“産業の空洞化”が思いのほか速いペースで進むかもしれない。まずこれが怖い。また海外生産車が売れればメーカーの業績は上がるかもしれないが、従来のようにGDPの伸び(経済成長)とは直接関係しなくなってくる。これも大いに不安だ。しかし、1ドル=88円などという非常に厳しい円高と、ウォン安と品質向上で一気に実力を上げてきた韓国車の猛追によって、日本メーカーは四の五の言ってはいられない状況となってしまった。

思えばゴーン体制下の日産は、国内の系列部品メーカーとの関係を見直して、世界でベストのサプライヤーと取り引きするという“日本離脱”の姿勢を早い時期から見せていた。その辺に課題を抱えるトヨタやホンダに比べると、日産は良くも悪くもクルマ作りにおいてひとつ先のステージに行ってしまった感がある。前置きはこの辺にして、実際に新型に触れてみることにしよう。



1 | 2 | 3 | 4



RSS
この記事をLinkedInに追加
この記事をmixiチェックに追加
この記事をフェイスブックに追加
この記事をtwitterでつぶやく


関連記事
マーチ
ニュース 日産マーチに新色&新グレード 価格見直しも
インプレッション 日産マ−チ12G(FF/CVT)【ブリーフテスト】
ニュース 日産の最新ハイブリッド車に先行試乗
ニュース 「マーチボレロ」もフルモデルチェンジ
カースコープ 日産マーチ
ニュース 日産マーチがフルモデルチェンジ
ニュース 日産、5種類の低燃費技術を発表
カースコープ 日産マイクラ(日本名マーチ)
ニュース 日産、新型「マイクラ」を初公開【ジュネーブショー2010】
ニュース 24万円安! 「日産マーチ」に特別仕様車

日産
ニュース 「日産ムラーノ」にホワイトレザーの特別仕様車
インプレッション 日産ジューク 15RXアーバンセレクション(FF/CVT)【短評】
カースコープ 東京オートサロン2012(日産)
カースコープ デトロイトショー2012(その7)
ニュース 今年は日本車の当たり年! 注目の新車続々【デトロイトショー2012】
ニュース セレナなど日産の3モデルにエアロな特別仕様車
ニュース 「日産スカイライン」に555台の特別限定車
ニュース 「日産フーガハイブリッド」に廉価な新グレード
カースコープ NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2011(後編)
カースコープ NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2011(前編)



スポンサード リンク

週間アクセスランキング(インプレッション)
2012/01/28〜2012/02/03
注目の情報 [PR]