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トップインプレッション(リスト)トヨタ・アクアS(FF/CVT)/アクアL(FF/CVT)【短評】 (12.01.20)
インプレッション
トヨタ・アクアS(FF/CVT)/L(FF/CVT)【短評】
【スペック】S:全長×全幅×全高=3995×1695×1445mm/ホイールベース=2550mm/車重=1110kg/駆動方式=FF/1.5リッター直4DOHC16バルブ(74s/4800rpm、11.3kgm/3600-4400rpm)+交流同期電動機(61ps、17.2kgm)/価格=179万円(テスト車=239万8580円)
 できた末っ子
トヨタ・アクアS(FF/CVT)/アクアL(FF/CVT)
……239万8580円/205万3720円

リッター40km走れるという、コンパクトな新型ハイブリッドカー「トヨタ・アクア」。その乗り心地は? 走りっぷりは? ふたつのグレードで試した。
個性的な意匠のインテリア。空間の奥行きや広がりを強調すべく、インストゥルメントパネルとドアトリムの境界は、あえて“あいまい”にされている。
 「2012年に間に合いました」
「トヨタ・アクア」は、ちょっとぜいたくな5ドアハッチバックである。最廉価のグレード「L」が169万円、中間の「S」が179万円、豪華版「G」が185万円から。「ヴィッツ」の上級車種にあたり、(欧州向け)「カローラ」をベースとした(車格がひとつ上の)「オーリス」と、大きく重なる値付けである。
セダン、SUV、ミニバンと、モデルピラミッドの上方へ伸びていたハイブリッド化の枝が、今回、初めて下へ降りてきた。“21世紀に間にあった”初代「プリウス」が登場して10年余り、トヨタのモデルラインナップのなかで、ハイブリッド車のヒエラルヒーがひとまず完成したわけだ。
オプションの「TFTマルチインフォメーションディスプレイ」には、「実際にガソリン代をどれだけ節約できたのか」を示す「エコウォレット」(写真)やエネルギーモニター、瞬間燃費など、さまざまな情報が示される。(写真をクリックすると、画面の切り替わる様子が見られます)
「アクア」の成り立ちを一言で説明すると、ヴィッツのフロアパネルを延長し、先代プリウスのハイブリッドシステムを軽量・コンパクト化して押し込んだクルマといえる。大きく、重い車種をハイブリッド化して燃費向上を図るのは理解できるのだが、もともと燃費がいい小型車に、わざわざ複雑で重たいハイブリッドシステムを載せる必要があったのだろうか?

「プリウスの下(のクルマ)がない。そこにハイブリッド(モデル)のニーズがあったんです」とは、プレス試乗会で説明してくださったエンジニア氏。世間の環境への意識が予想以上に高まり、コンパクトなハイブリッド車を求める声が強くなったという。
売れる見込みがあるクルマを造るのは、自動車メーカーとして理の当然。とはいえ、世間の「どうせ買うならハイブリッド」の風潮に、安易に寄りかからなかったのが、トヨタのエラいところ。2007年ごろから開発を始めたアクアは、2011年12月26日、満を持して市場に投入された。



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