トップニュース(リスト)ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表 (01.12.22)
ニュース
ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表
ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表


2001年12月21日、東京は青山のホンダ本社で、小型ミニバン「モビリオ」の発表会が開催された。
ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表

2列目、3列目シートを折りたたみ、荷室を拡大する「ユーティリティーモード」。26インチ自転車を搭載可能だという。

■お手本は路面電車

「モビリオ」は、2000年6月21日に登場したフィットをベースとした、ホンダいうところの「SMALL MAX」シリーズ第2弾。両側スライドドア、跳ね上げ式のリアゲートをもつ全長4m強のコンパクトなボディに、3列シート7人乗りを実現したのがジマンだ。
フィット同様、センタータンクの「グローバルスモールプラットフォーム」を採用、ノーズ部分を短くすることで広い室内空間を確保し、また、従来リアシートと荷室下部にわたって置かれていた燃料タンクがなくなったため、荷室のフロアをフラットにすることができた。

ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表

3列目シートを2列目シート下に格納し、1列目と2列目を倒した「1−2リフレッシュモード」。左右分割可倒式なので、助手席側だけ倒せば、長尺物が積める「ロングモード」になる。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4055×1685×1705mm(ルーフアンテナの無い2WDモデル)。「トヨタ・スパシオ」より、全長が185mm、全幅が10mm短く、全高は95mm高い。
「1週間のうち、(道路が混む)月曜から金曜までは、コンパクトボディのほうが運転しやすい。このサイズなら女性でも安心して運転できます」と、シャシー設計を担当した安田浩志氏は語る。
エクステリアデザインは、垂直と水平を基調として「流れ」や「勢い」を表わすボディラインの流れをあえて断ち切り、乗り降りや広い空間、視界の良さを具現化したという。「ヨーロッパの路面電車、ユーロトラムをモチーフにしました」とは、エクステリアデザインを担当した村上邦俊氏の言葉。採光がよく室内の開放感を高める、広いグラスエリアが特徴だ。

ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表



■138.9から177.9万円

モビリオは、フィットでも採用された、燃料タンクを前席の下に配置する「センタータンクレイアウト」により、3列目シートを低く配置でき、多彩なシートアレンジが可能になった。3列目のシートを2列目シートの下に折り畳んで収納できる「ダイブダウン機構」により、荷室を拡げることができる「デイリーワゴンモード」や、2列目、3列目ともに折り畳んで、26インチの自転車も積むことができるという「ユーティリティーモード」など、全部で7種類の使い方ができる。
7人乗車する際は、「2列目と3列目の方が譲り合っていただければ、足をおろして座ることができます」と、インテリアデザイン担当の細沼正司氏が説明する。とはいえ、大人が3列目に座って長時間移動するのは、ちょっとツラそうだ。
フロントシートは、インパネシフトを採用したことにより、サイドウォークスルーが可能になった。

ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表



エンジンは、フィットより200cc拡大された1.5リッター直4SOHC。出力で4ps、トルクは1.3kgm太くなり、90ps/5500rpm、13.4kgm/2700rpmを発生する。組み合わされるトランスミッションは、CVT(自動無段変速機)。駆動方式は、前輪駆動(FF)と、4WDが用意される。4WDシステムは、ホンダお得意の「デュアルポンプシステム」。通常は前輪駆動で、前輪の回転数が後輪の回転数を上回った場合、油圧制御の多板クラッチにより、後輪にもトルクを伝達させる。モビリオでは、7人乗りや積載量が多い場合を考慮し、多板クラッチを増やした専用設計のものが採用された。
1.5リッター「i-DSI」エンジンはモビリオ専用設計で、パッケージングを考慮してコンパクト化をはかった。ツインプラグによる最適な点火コントロールで、低回転でのトルクと、低燃費を実現したという。カタログ上の「10・15モード」燃費は18.2km/リッター(Wタイプを除く2WD車)で、全車平成12年排出ガス規制値を50%下回る「優ー低排出ガス」を達成した。
サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リアはトーションビーム(4WD車はド・ディオンアクスル)というコンベンショナルなもの。

ホンダ、フィットベースのミニバン「モビリオ」発表



モビリオのグレードは、フィットと同じ「W」「A」「Y」の3種類。最廉価グレードの「Y」は、ラジオすら搭載されないが、前席SRSエアバッグや、EBD(電子制御制動力分配システム)付きABSなど、安全装備は全車標準装備される。

価格は以下の通り。
Wタイプ(2WD):159.9万円
Wタイプ(4WD):177.9万円
Aタイプ(2WD):148.9万円
Aタイプ(4WD):166.9万円
Yタイプ(2WD):138.9万円
Yタイプ(4WD):156.9万円

ホンダはモビリオで、月販5000台を目指す。

(webCGオオサワ/2001年12月)


関連記事
ホンダ
インプレッション ホンダCR-Z α(FF/6MT)/β(FF/CVT)【試乗速報】
ニュース 無限、「ホンダCR-Z」用パーツを発売
カースコープ ホンダCR-Z モデューロ
インプレッション ホンダ・無限シビック タイプR ユーロ(FF/6MT)【短評】
カースコープ ホンダCR-Z
ニュース ホンダの新型スポーツ 「CR-Z」、デビュー!
カースコープ ホンダで雪道、どんなもんだ!?
ニュース 著名人デザインの「カブ」、オークション販売開始!
ニュース 北米「ホンダ・オデッセイ」、もうすぐ(!?)フルモデルチェンジ
ニュース 【Movie】「マークX」&「ステップワゴン」がグシャッ! JNCAP公開衝突試験映像

モビリオ
ニュース 8人乗れる! 「ホンダ・フリード」デビュー
インプレッション ホンダ・モビリオXT (CVT)【短評】
インプレッション ホンダ・モビリオ スパイクW Lパッケージ FF(CVT)【短評】
インプレッション ホンダ・モビリオ W【短評】
インプレッション ホンダ・モビリオA(CVT)【短評】
ニュース アウトドア向け装備を追加、「ホンダ・モビリオ・スパイク」特別仕様車
ニュース HDDナビ付き「ホンダ・モビリオ」特別仕様車
ニュース 「ホンダ・モビリオ」マイナーチェンジ、スポーティーグレード追加

新車情報
ニュース 「レクサスLFA」に“走りの特別仕様車”登場
ニュース プジョーのトラック「ホガー」、デビュー
ニュース 「ベントレー・ミュルザンヌ」、日本デビュー
ニュース プジョー、「308CC」に6段AT搭載
ニュース 「ボルボC70」がマイナーチェンジ イメージ一新
ニュース 「メルセデスGLKクラス」に装備追加
ニュース 「メルセデスGLクラス」、見た目がよりたくましく
ニュース メルセデスAMG、新世代エンジンを発表
ニュース メルセデス「Gクラス」、小変更で快適性アップ
ニュース 【Movie】ボルボ、“人をひかない新技術”公開



スポンサード リンク
webCGアクセスランキング(ニュース)
2010/03/12〜2010/03/18