■養うのは“身体感覚”
ただし、シミュレーターといっても、「ブレーキングポイントやコーナリングスピードを“煮詰める”ためのものではない」と、山内氏は語る。道幅などが一般道よりはるかに広いサーキットを走り慣れない人は、ブレーキの場所やコーナーの曲率、正しいライン取りなどを把握するのが難しい。そこでシミュレーターで走り込み、コースレイアウトやライン取り、サーキットでの身体感覚を養う、というわけだ。
ソフトウェアには、「リプレイモード」と、ステアリング切れ角やアクセル&ブレーキ開度をグラフ化して表す「データロガー」が備わり、自分の走りを客観的に分析することができるのも大きな特徴だ。
山内氏によれば、車両データを入力すれば、「車種の追加は簡単です」とのこと。このソフトウェアが実際のレースに役立つことが認められれば、サーキット走行練習にかかる費用を削減することが期待できる。GTシリーズで練習するドライバーが、あらわれる日がくるかもしれない。
(webCGオオサワ)
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