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ジャガー、2004年でF1から撤退、コスワースとともに売却へ
(04.09.18)
ニュース
■
ジャガー、2004年でF1から撤退、コスワースとともに売却へ
フォードは、2004年9月17日、2004年をもって傘下ジャガーがF1から撤退することを発表。ジャガー・レーシングは、同じくグループ企業でエンジンビルダーのコスワース・レーシングとともに売却されることとなった。
■F1界に激震
巨人フォードが、“飼い猫”のジャガーに大鉈を振るった……。
フォードは、グループ内の高級ブランド部門PAG(プレミア・オートモーティブ・グループ)に属するジャガーの業績不振を理由に、英国にあるコヴェントリー工場閉鎖などジャガー事業のリストラクチャリング計画を発表。そのなかに、2000年より出場しているF1からの撤退、チーム売却というショッキングなニュースも含まれていた。
フォードが、F1チャンピオン、ジャッキー・スチュワート率いるスチュワートGPを買収し、ジャガー・レーシングとしてGPシーンに打って出たのは2000年のこと。世界屈指の大自動車メーカーをバックに鳴り物入りで登場したはいいが、本社が熱望した成功は掴めないまま、今年、5回目のシーズンが終わろうとしている。そこに業績不振と、F1参戦にかかるコストの高騰が追い討ちをかけ、今シーズン末での撤退とチーム売却が決まってしまった。
ジャガーブランドではなく、フォードのワークスチームとしてGPに参戦を、という可能性も出たが、実を結ぶことはなかった。
さらに、ブルーオーヴァルのレーシングディビジョン、コスワース・レーシングも売りに出されてしまった。このままいけば、コスワースからエンジン供給を受けていたF1ジョーダン、ミナルディ両チームは、2005年に使えるV10ユニットがなくなってしまう。そして、もしジャガーチームに買い手が見つからなければ、現在F1に参戦する10チーム20台は、一挙に7チーム14台に激減してしまうという、最悪のシナリオも否定できない。
フォードのチーフテクニカルオフィサー、リチャード-パーリー・ジョンズは、「カスタマーチーム向けのエンジン供給はこの先不可能。ジョーダンとミナルディとは協議をしており、ともに問題解決に努めたい」というコメントを残している。
(文=webCG 有吉/写真=フォード)
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