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【F1 2005】第17戦ブラジルGP、アロンソが最年少チャンピオンに!! マクラーレン悲願の1-2フィニッシュ達成
(05.09.26)
ニュース
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【F1 2005】第17戦ブラジルGP、アロンソが最年少チャンピオンに!! マクラーレン悲願の1-2フィニッシュ達成
F1世界選手権第17戦ブラジルGP決勝が、2005年9月25日、ブラジルはサンパウロにあるアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(通称インテルラゴス/4.309km)を71周して行われた。
ファン・パブロ・モントーヤが優勝、キミ・ライコネンは2位に入り、マクラーレンは5年ぶりの1-2フィニッシュを達成。しかしルノーのフェルナンド・アロンソが3位でゴールしたことで、ドライバーズタイトルはアロンソの手にわたった。
フェルナンド・アロンソは、ポールポジションから3位でゴール。24歳で最年少ワールドチャンピオンに輝いた。いつもは寡黙な北スペイン出身の青年は、何度も拳を突き上げて栄冠を勝ち取った喜びをあらわしていた。(写真=ルノー)
スペイン人初のワールドチャンピオンとなった24歳のアロンソは、1972年以来破られることのなかった最年少チャンピオン記録を更新した。
タイトル連覇が5年で途絶えたミハエル・シューマッハー(フェラーリ)が、新チャンピオンの後ろ、4位でフィニッシュ。以下、ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)5位、ルーベンス・バリケロ(フェラーリ)6位、ジェンソン・バトン(BARホンダ)7位、そしてラルフ・シューマッハー(トヨタ)8位という面々がポイントを獲得した。
佐藤琢磨(BARホンダ)は、前戦のクラッシュを理由に受けた10グリッド降格のペナルティからエンジンを交換してレースにのぞみ、19番グリッドから10位まで挽回してゴールした。
タイトル争いに敗れたキミ・ライコネン(写真)は2位でゴールした。予選でアタックに失敗し5番グリッドからレースをスタート。最初のピットストップまでに2位まで順位をあげたものの、チームメイトのファン・パブロ・モントーヤにはかなわなかった。
ライコネンは、このレースに勝利しても、アロンソが3位以上ならタイトルは取れない。場合によってはモントーヤの“助け”もあったが、アロンソの表彰台がほぼ確実となったため、マクラーレン内の順位の変動はなく、モントーヤがブラジルGP2連勝を飾った。(写真=メルセデスベンツ)
■24歳1ヶ月27日のベテラン
ヨーロッパで誕生したF1の歴史上、長い間チャンピオンどころかウィナーさえ輩出できなかったスペイン。GP後進国から突如としてあらわれたアロンソというドライバーは、2001年にミナルディでF1デビュー、翌2002年にはルノーのテストドライバーをつとめ、2003年からは同チームのエースとして活躍してきた。
当時劣勢否めなかったルノーのマシンを駆り、2003年マレーシアGPで最年少ポールシッター(21歳)、同年ハンガリーGPで最年少ウィナー(22歳)に。
頭角をあらわした2005年は、開幕戦で予選13位から3位表彰台を獲得、第2戦でシーズン初優勝を飾り、これ以降チャンピオンシップを常にリードしつづけ、2戦を残して念願の初タイトルを手中に収めた。
1972年、ロータスで25歳8ヶ月29日のブラジル人、エマーソン・フィッティパルディが打ち立てた最年少チャンピオン記録は、24歳1ヶ月27日のスペイン人により破られた。
トヨタ勢は、ラルフ・シューマッハーが10番グリッドから8位でゴールし1点を獲得。しかしコンストラクターズランキングでは、逆転を狙う3位フェラーリが4、6位でフィニッシュしダブルで得点したため大きく後退。フェラーリ98点対トヨタ81点で、残る2レースに突入する。(写真=トヨタ自動車)
3連勝を含む優勝6回という成績もさることながら、ポディウム13回と上位入賞を重ねたことがアロンソの大きな勝因だった。
また滅多にミスを起こさないシュアなドライビング(大きなミスは、自らウォールにヒットしリタイアした第8戦カナダGPぐらい)、最後まで勝利をあきらめない粘り強さ(ミハエル・シューマッハーを抑えきった第4戦サンマリノ、ライコネンを脱落まで追いつめた第7戦ヨーロッパ)など、どれをとってもGPキャリア4年目の24歳には思えない、ベテランのレベルにまで達していた。
■僅差、コンストラクターズタイトル争い
いっぽう、アロンソを追いつづけたライコネンの敗因は、なんといってもマシントラブル。今年最速のマシン「マクラーレンMP4-20」の脆弱性が数多くの“ポイント取りこぼし”をもたらし、ようやくポテンシャルが発揮できるようになった夏には、既に大きなギャップができていた。
それでも、25歳のフィンランド人が、相次ぐトラブルにめげず腐らず、アロンソと同じ6勝を手に入れながらシーズンを盛り上げてくれたことは間違いないだろう。
前戦ベルギーGPのクラッシュによるペナルティで10グリッド降格が決まっていた佐藤琢磨は、予選アタックを行わず、エンジンを次戦用の“鈴鹿スペシャル”に交換し、19番グリッドからスタート。大量の燃料を積み1ストップでのぞんだ我慢のレースを10位完走で終えた。
ジェンソン・バトンのチーム残留決定で、来シーズンBARホンダのシートを失うことになった佐藤。ジョーダン(来年ミッドランドに名を変更)が獲得に名乗りをあげているというが・・・・・・。(写真=本田技研工業)
決着がついたドライバーズタイトルだが、コンストラクターズタイトル争いは白熱してきた。マクラーレンが2000年オーストリアGP以来の1-2フィニッシュを達成したことで、トップ逆転。マクラーレンがルノーを2点上回り、日本GP、中国GPの極東フィナーレに突入する。
次は19回目の鈴鹿・日本GP。10月7日のフリー走行で開幕し、決勝レースは9日に行われる。
(webCG 有吉)
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