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【東京モーターショー2005】「笹目二朗はこう見る!」シトロエンC6「シトロエンとしての成功例」
(05.10.21)
ニュース
■
【東京モーターショー2005】「笹目二朗はこう見る!」
シトロエンC6「シトロエンとしての成功例」
自動車ジャーナリストが気になるクルマを紹介する「オレはこう見る!」。コンセプトカー「Cエアドリーム」の登場から数年を経て、ようやく登場したシトロエンのフラッグシップ「C6」。プジョー607とプラットフォームを共用しながら、まったく違うシトロエンとしての成功作だと、笹目二朗はいう。
■シトロエンとしての成功例
同じプラットフォームを使いながら、まったく違うクルマをに作る例はままある。シトロンC6とプジョー607の関係は成功例といっていいだろう。プジョーはどちらかと言えばごく普通の地味な正統派セダンで構わないし、そうあることが求められているとも言える。
しかしシトロエンの場合にはそうはいかない。ユニークというか独自性を強く打ち出したほうがより評価され、とにかくヒトとは違ったものにシトロエンらしさみたいなものを期待する人は多い。その最たるものはハイドロサスペンションである。他社がいくら同じような油圧サスペンションを採用しても、シトロエンほど注目されないのは事実だ。
ハイドロサスの次に位置するのがスタイリングの独自性である。C5の例でいえばマイナーチェンジは大成功であり、C4もまたシトロエンを名乗る資格は大いにアリだ。C3は2CVを彷彿とさせる要素はあるものの、今ひとつ思い切りが足りず、C2はシトロエンとしてさらに無個性……というような背景をもって、いよいよC6の登場だ。スタイリングの見せ場は逆反りしたリアウィンドウであり、肩章のようなテールランプまわりの処理。リアウィンドウはCXのリバイバルだが、もちろんシトロエンの個性と認められる。フロントの雰囲気はC4やC5との血筋を示すが、何かまだもの足りない気もする。ホイールベースは充分に長いものの、リアのオーバーハングが極端に短かったDSなどのイメージが再現されていない。光りモノが多く少々豪華になりすぎた装いはやむなしか。
……と、まだ少し異論はあるものの、C6の登場は待っていた人々の期待に応えるクルマになっていたと思う。
(文=笹目二朗)
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