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【ダカール・ラリー2006】元スキーチャンピオン優勝で三菱6連覇・通算11勝目を手に入れる!(後編)
(06.01.16)
ニュース
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【ダカール・ラリー2006】元スキーチャンピオン優勝で三菱6連覇・通算11勝目を手に入れる!(後編)
2006年ダカール・ラリー(正式名称「ユーロミルホー・ダカール2006」=通称パリダカ)が2005年12月31日にポルトガルのリスボンで開幕、2006年1月15日にセネガルの首都ダカールでゴールした。
「三菱パジェロエボリューション」駆るリュック・アルファンが総合優勝し、三菱に6連勝目、通算11勝目をもたらした。
三菱vsフォルクスワーゲンの首位争いが繰り広げられた今回をスタートから振り返る。
パリダカ総合優勝6連覇、通算11勝を挙げた三菱のワークスチーム。途中リタイアした増岡浩も、ダカールのゴールに駆けつけてチームの勝利を祝った。
■篠塚のラストラン
(前編からのつづき)
日本人として初めてパリダカで総合優勝した篠塚建次郎は今回がラストランであることを事前に表明。パリダカ出場21回目、ラリー生活40年の集大成として「完走して幕を引きたい」と熱望しながら、イタリアのテクノスポーツから「日産パスファインダー」で参戦していた。
「順位は関係ない。とにかくダカールにゴールして幕を引きたい」とラストランに意気込みをかけていた篠塚建次郎だったが、願いは届かなかった。
ところが、連日サスペンションのトラブルに泣かされ、今回最長ステージとなった9日目に砂丘でエンジンが停止。ダカールのゴールを通過することなく、万策尽き果ててしまった。
■3連覇目前でリタイア
ラリーはモーリタニアを終えた10日目の時点で、ペテランセルが2位との差を40分引き離していた。
マリからギニアへと移動。そろそろ消化レースの時期と思われていたが、再びまさかの悪夢が三菱を襲った。第12ステージでペテランセルがコーナーを立ち上がったところ、土埃で隠れていた木に激突。サスペンションなど左リアが大破するダメージを受けてSSトップから2時間50分遅れでゴール。総合で4位に墜落してしまった。
二輪で6度の優勝、四輪で3連覇に挑んだステファン・ペテランセルだが、惜しくも目前にあった優勝を逃してしまった。
二輪時代も含めるとパリダカで8度の総合優勝という偉業を成し遂げ、今年の第9ステージではSSトップ通算51回の新記録を打ち立てたパリダカの王者は “土埃”という敵に足元を救われてしまったのだ。
■スキーチャンプからダカール王者に
そんな劇的な展開によって、総合首位に躍り出たのが、同じくレプソル三菱ラリーアートから参戦していたリュック・アルファンだった。
2日前に自分のミスで木に接触し大幅にタイムロス。「その時は優勝争いを諦めた」と落胆していたアルファンだが、最終的に、トータル53時間47分32秒、2位に17分53秒の差をつけて総合優勝に輝いた。
1997年のスキー・ワールドカップ・チャンピオンという異業種からの転向にも関わらず、遂に大輪の花を咲かせた。
元スキー・ワールドカップ・チャンプのリュック・アルファン。パリダカ参戦9回目にして悲願の総合優勝に輝いた。
1月15日、最終の第15ステージとなったダカールのラックロゼにゴールした直後、「いまだに実感が湧かないよ。でも本当に嬉しい」と、アルファンは初の総合優勝に自分でも信じられないという驚きと喜びを率直に表現した。
これで三菱としてはパリダカ6連覇、通算11勝目という輝かしい結果を築いたことになる。
また、オートクラスで日本人として完走ゴールしのは、チーム・ランドクルーザー・トヨタ・オートボディーから参戦した池町佳生と浅賀敏則の2台のみ。池町は市販車クラス2位という快挙を成し遂げた。
(文と写真=野口友莉)
オートクラスで完走した日本人の池町佳生(中央)と浅賀敏則(左)。池町は市販車クラスで準優勝(総合22位)
【オート総合順位】
1位 リュック・アルファン(三菱パジェロエボリューション)
2位 ジニール・ドゥビリエ(VWレーストゥアレグ2)
3位 ホアン・ナニ・ロマ(三菱パジェロエボリューション)
4位 ステファン・ペテランセル(三菱パジェロエボリューション)
5位 マーク・ミラー(VWレーストゥアレグ2)
----------
11位 カルロス・サインツ(VWレーストゥアレグ2)
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22位 池町佳生(トヨタ・ランドクルーザー)
26位 浅賀敏則(トヨタ・ランドクルーザー)
----------
リタイア 増岡浩(三菱パジェロエボリューション)
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