穏やかな天候のなかで繰り広げられたバトルの数々。タイトルを巡る攻防戦は、序盤にトップランカーが戦線離脱するなど波乱含みの展開となったが、最終的にNo.36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430(アンドレ・ロッテラー/脇阪寿一組)が今季のシリーズチャンピオンを獲得。手に入れたその座は、僅か1点差による勝負の末の結果だった。
GT300でも劇的な幕切れとなった。No.101 TOY STORY Racing MR-S(新田守男/高木真一組)が大逆転の末、今季初優勝。2位のNo.19ウェッズスポーツセリカ(松田晃司/脇阪薫一組)も今季初表彰台、3位にはNo.13 エンドレスアドバンCCI Z(影山正美/藤井誠暢組)が入り、大団円となった。
一方、王者の座を狙うNo.36は4位を走行。前とのギャップは大きく開いていたが、“我が道を行く”とばかり慎重な走りに徹し、ファイナルラップを迎えた。 最終コーナーでは、後続のNo.6 Mobil 1 SC(飯田章/片岡龍也組)が急接近したが、難なく抑え切り、4位フィニッシュ。最終的にNo.100がノーポイントで終わったため、No.36がドライバーズタイトル獲得に成功。SCにとっては、デビューイヤーでつかんだ栄光となった。
GT300クラスは、No.101 TOY STORY Racing MR-S(新田守男/高木真一組)が最終戦のウィナーに。
No.777にかわってトップの座についたのは、No.19セリカ。だが、中盤グループからストレートスピードに勝るライバルが続々と浮上し、目まぐるしくポジション争いを展開。ピットインを終えた後は、No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R(柴原眞介/黒澤治樹組)を筆頭に、予選12番手に甘んじていたNo.101 TOY STORY Racing MR-S、そしてNo.19が続き、このままチェッカードフラッグを迎えるかに思われた。