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年俸42億円! F1界の“別格”マネーを覗き見る
(07.03.30)
ニュース
(写真=Ferrari)
■
年俸42億円! F1界の“別格”マネーを覗き見る
自動車レースの最高峰といえば、F1(フォーミュラ・ワン)。 ドライバーのスター性、スタッフの数、世界中にTV中継されるメディア効果等々、何をとっても別格だ。 マシンの研究開発費や協賛金、TV放映権など、うごめくマネーもケタ外れ。 F1界では“億単位”が当たり前なのだ。
■チームの運営に480億円以上
今季F1グランプリの開幕戦は、2007年3月18日、オーストラリアのメルボルンで開催された。帝王ミハエル・シューマッハの引退で、フェラーリのシートに収まったキミ・ライコネンが圧勝した。
その数日後、フランスの経済日刊紙『トリビューン』が、一部のチーム年間予算などを報じた。
今年度の年間予算高額上位はトヨタ、フェラーリ、マクラーレンで、いずれも3億ユーロ(約480億円)以上。次いで、ホンダが2億8500万ユーロ(約456億円)。BMWは2億6300万ユーロ(約421億円)。
そして、2005、2006年と2年連続でコンストラクターズチャンピオンに輝いたルノーが、2億3500万ユーロ(約376億円)と続いている。
目下の年俸チャンピオン、キミ・ライコネン
(写真=Ferrari)
2006年シーズンの覇者フェルナンド・アロンソは、2位につける。
(写真=Renault)
■トップドライバーの年俸は?
それに先立って、仏日刊紙の『パリジャン』が主要ドライバーの年俸を報じている。
トップは名門“跳馬”に移籍したばかりのキミ・ライコネンで、2650万ユーロ(約42億4000万円)。
2位は2年連続タイトルを獲得しマクラーレンへ移籍したフェルナンド・アロンソが2270万ユーロ(約36億3200万円)。
3位がトヨタのラルフ・シューマッハで1290万ユーロ(約20億6400万円)。
ちなみに、アロンソが抜けてテスト・ドライバーから昇進したヘイキ・コバラインは190万ユーロ(約3億400万円)になっている。
また、これらの年俸から、マネージャーはコミッションとして15〜25%を受け取っている。
トップドライバーになると年俸以外に優勝やタイトルを獲得すると特別手当も支払われる。
例えば、05年に初タイトルを獲得したアロンソは、シーズン終了までの収入が年俸の2倍に膨れ上がり、加えて、Tシャツやキャップなど肖像権使用料として、05年以降、500万ユーロ(約8億円)も支払われている。
■その他、スタッフの収入
また、さまざまな報酬が支払われるのはドライバーのみではない。
例えば、フェラーリのジャン・トッド代表は、彼が同チームのトップに就任して以降、2300万ユーロ(約36億8000万円)以上を懐に入れたとみられる。
レースでポイントなどを獲得すれば、スタッフ全員に、60〜130ユーロ(約9600〜2万円)が、コンストラクターズ・タイトルに輝けば4000〜5000ユーロ(約64万〜80万円)の賞与が支払われるようだ。
ちなみに、テクニカル・ディレクターなどトップの技術者になると、年俸は450万ユーロ(約7億2000万円)以上にも及ぶ。
WRC王者セバスチャン・ローブ(シトロエン)の年俸は、キミ・ライコネンの2割にも満たない。 (写真=Citroen)
■ちなみに、世界ラリー選手権(WRC)チャンプは?
仏スポーツ紙の雑誌版『レキップ・マガジン』が2007年3月3日発売号で、“フランスのスポーツ選手収入ランキング”を掲載した。
前年度の確定申告をもとに同誌が独自調査を実施。その結果、サッカーW杯の決勝で、まさかの頭突事件を起し退場させられたジネジーヌ・ジダンが、1300万ユーロ(約20億8000万円)で、汚点を残しながらもフランスの英雄らしく堂々の首位に輝いた。
トップ50のほとんどは、サッカーとラグビー選手が占める。
そんな中で、今季世界ラリー選手権(WRC)4連覇を狙うシトロエンのセバスチャン・ローブが450万ユーロ(約7億2000万円)で15位に喰い込んだ。フランス人レーシングドライバーとしては最高位だが、WRC界のシューマッハーと呼ばれるローブでも、収入面ではF1界とは雲泥の差がある。
次いで、元F1ドライバーのオリビエ・パニスが160万ユーロ(2億5600万円)で2位、総合でギリギリ50位にランクインした。が、06年を最後にF1界を離れただけに、今後はランク外に落ちる可能性は大きい。
(文=野口友莉(YUYU))
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