■エルフとともに世界のスタンダードへ
1966年に初代が誕生し、このたび6代目となる新型フォワードが発表された。実に5代目の発表から13年ぶりとなる。
通常中型トラックは大型をベースとして作られる。しかし今回の「フォワード」は、
先にフルモデルチェンジを果たした小型トラック「エルフ」をベースに開発されたという。世界で一番売れているとされるエルフの信頼性をフォワードでも、というもくろみだ。つまりエルフと同じく世界のスタンダードモデルをねらう、世界戦略車である。
モデルチェンジの眼目は、環境性能の向上、新免許制度対応、安全性能の強化などである。
特に環境性能では、エンジンの進化が目を見張る。新開発の5.2リッターディーゼルターボエンジンを中心に、ラインナップの多くで重量車燃費基準を達成(一部車型をのぞく)。新長期排出ガス規制に適合し、PM(粒子状物質)を低減した低排出ガス重量車にも認定される。
アイドリングストップ&スタートシステムが標準で採用されることで、排ガス、燃費への影響だけでなく、騒音の低減にも貢献する。