■本場アメリカとは正反対
ここ最近、ドイツの街中でATV(All Terrain Vehicle=全地形対応車)の姿をよく目にするようになった。
ATVは本来、主に北米市場向けの小型オフロード車輌。本場アメリカでは公道での走行は認められていないが、逆にドイツでは、自然保護法により公道以外での使用が禁止されている。灯火類やホーンなどを装備すれば自動車登録ができる。
技術面から見れば、ATVはバイクに近い。エンジンは50ccから800cc程度までで、気筒数はシングルかツイン。トランスミッションはスクーターと同様、無段変速のベルト式CVTが多い。操作系はバイクとほぼ同じだが、ステアリングが重いため、アクセルはグリップをひねる方式ではなく、親指でレバーを押す仕組みになっている。