■新型は「脱カルト」
1992年10月以来、三菱を代表するハイパフォーマンスモデルとして代を重ねてきた「ランエボ」が、「X(テン)」すなわち10世代目になった。
新型のコンセプトは、「誰もが安心して楽しめるハイパフォーマンスセダン」。
ひたすら速く走ることを至上命題としてきた“兵器”ランエボだが、高級セダンのユーザーなども意識し、「ドライビングの気持ちよさ」「所有するよろこび」といったエモーショナルな味わいが得られるようにしたという。
ライバル「スバル・インプレッサ」はハッチバックに路線変更したが、こちらは高性能な4ドアセダンのまま。ただし、見た目、中身の変化は大きい。
「ギャラン・フォルティス」をベースとする車体は、先代に比べて寸法、車重ともに増大。エンジンは初代から続いた伝統ユニットを入れ替え、さらに、新開発のツインクラッチ式2ペダルMTや、姿勢制御システムなど、同社のこれからを担う最新技術が盛り込まれた。
ラインナップは、基本装備充実の一般向けグレード「GSR」と、競技ベース車両「RS」の2種類。駆動方式は4WDのみである。
価格は、前者は5MTが349万5450円で、11月下旬の発売が予定される2ペダルMTは約25万円増しの375万600円。後者「RS」は5MTのみ用意され、299万7750円となっている。