■M3、RS4と勝負
今年初頭のデトロイトショーでワールドプレミアされた「IS F」が、正式に市販モデルとして発表された。5リッターV8と8段ATを組み合わせる。
レクサスにおける「LS600h」「GS450h」などのハイブリッド“h”モデルが、環境対応などへの先進性を象徴するのに対し、“F”モデルは運転する楽しさを提供するプレミアムスポーツモデルという位置づけとされ、Fはクルマを鍛えたホームサーキットである富士スピードウェイの頭文字に由来する。
「IS F」は単なる「IS500」ではない、とトヨタは主張する。特に「瞬感=瞬間に感じられる」を意識し、レスポンスやサウンド、伸び感などの数値に表れない部分を大切にしたという。
大排気量エンジンを搭載するために盛り上がったボンネットフード、左右で縦に並ぶ4本のエグゾーストパイプなど、特徴的なエクステリアで他のISとの違いをアピールする。
423psの5リッターV8エンジンは、ダイレクト感が高められた8段ATを介し、後輪を駆動する。専用のスポーティなサスペンションチューニングと、大型のブレーキが与えられ、高い動力・運動性能を実現したと謳われる。
価格は766.0万円。月の販売目標台数は40台とされる。
なお、ライバルとされる「BMW M3クーペ」(FR、420ps)は996.0万円、「アウディRS4セダン」(4WD、420ps)は990.0万円