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「ダイハツ・タント」、2代目はスライドドア
(07.12.17)
ニュース
新型「ダイハツ・タント」
■
「ダイハツ・タント」、2代目はスライドドア
ダイハツ工業は、軽自動車のハイトワゴン「タント」「タントカスタム」をフルモデルチェンジ。2007年12月17日に発売した。
最上級グレード「Xリミテッドスペシャル」のフロアは、フローリングが標準。母子のリビング感覚を求める声に応えたものだ。前後の乗員間距離は1135mm。
■広いだけじゃない
ダイハツの主力「ムーヴ」をベースに室内空間を広げた“スーパースペースワゴン”「タント」が、4年ぶりにフルモデルチェンジした。
2代目も、電車のようなボクシー&ルーミールックを踏襲。ホイールベースを延長するなど、セリングポイントはやはり「室内空間の広さ」である。
一番大きな変化は、車体左側がスライドドアになったこと。子育て中の女性や子供たちの意見を採り入れて「使いやすさ」にもこだわり、「初代の驚きを超えて感動を与えるようなママのワゴン」(リリース)を目指したという。
機関では、心臓部が「エッセ」や「ムーヴ」で実績のある「KF-VE型」NAユニットに代わり、CVTと組み合わせることで低燃費化が図られた。
「タント」の価格は、108万1500円から140万7000円まで。同時にデビューする若者向けバージョン「タントカスタム」にはターボ仕様も加わり、126万円から173万7750円。
月間の目標販売台数は、あわせて8000台となっている。
■まだ伸びる!?
規格が設けられた軽自動車にあって、「これ以上はありえない」衝撃の広さでデビューした初代タント。はたして2代目の室内寸法は、さらにアップ(!)した。
先代同様、前後オーバーハングを切り詰めたボディは、全長×全幅×全高=3395×1475×1750mmで、ホイールベース=2490mm。長さと幅こそ変わらぬものの、25mm高くなり、ホイールベースは50mmも延長された。
結果、居住空間は、室内長×室内幅×室内高=2160(+60)×1350(+50)×1355(+25)mmに拡大(カッコ内は先代比)。ママもびっくりの育ちっぷりである。
スライドドアは上級グレードのみ電動。挟み込み防止機能も備わる。フロントドアも90度に開くことで乗降性を高める。
運転席まわりは、薄型センターメーターなど先代のイメージをほぼ踏襲する。写真は「タントカスタム」の黒内装。
■間口もでっかくスライドドア
「広さ」と並ぶ新型タントの開発目標は「使いやすさ」だ。ターゲットとなる子育て女性だけでなく、子供の視点を重視。「ママキッズプロジェクト」なる実機の触感マーケティングを行い、開発を進めたという。 その目玉が、助手席側の「ミラクルオープンドア」。左リアをスライド化し、通常リアドアの付け根となるBピラーを廃したため、助手席側は幅1480mmの大開口。らくらくの乗降性を主張する。
リアシートの頭上には、大型の収納ボックス「オーバーヘッドコンソール」を用意。テーブルとして使える助手席シートバックも、ママのカーライフをサポートするものだ。
インテリア全般は、「ジョイフルミラクルスペース」をコンセプトに、広さと楽しさを追求。さらに、明るいベージュ色を下方に配するなど、ぬくもり感のある空間を演出した。
広々としたニールームを謳う後席は、50:50の分割式でフルフラット可能。左右独立して280mmスライドできる点もウリである。
Bピラーをもたないタントは、フロントドア後端とリアスライドドア前端の強度を上げるなど、クローズ時にドアそのものをピラー化することで剛性の確保が図られた。
ノーズが短いため、フロントサイドメンバーの衝撃吸収率を高め、室内にはデュアル&サイドエアバッグとニーエアバッグ(運転席のみ)を装備。さらに「プリテンショナーつきシートベルト」「ブレーキペダル後退防止機構」などを備え、安全性を確保したという。
「タントカスタム RS」
■ドレスアップモデルも同時デビュー
パワーユニットは、新しい水冷3気筒のKF-VE型「トパーズネオエンジン」(58ps/7200rpm、6.6kgm/4000rpm)にバトンタッチ。トルクが0.1kgmアップした。ATに加えてCVTモデルもラインナップし、環境性能をアピールする。
ターボつきのハイパワーな心臓(64ps/6000rpm、10.5kgm/3000rpm)も用意され、「ゴージャス&グレートクルーザー」を謳う「タントカスタム」に搭載される。
こちらは、エアロパーツや4灯式ヘッドランプ、3連メーターに黒内装などでガラリとイメージを変えた、若者向けのドレスアップモデルである。
(webCG 関)
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