■基本性能を全体的に底上げ
大型RVブームの崩壊を受け、小型クロカンが隆盛を迎えようとしていた1997年に初代が誕生したフォレスター。レガシィよりひとまわり小さなボディは、サスペンション取り付け位置の変更により車高が高められ、最低地上高200mmを確保。定評ある4WDシステムとあいまって、高い走破性を発揮した。
初代からその基本コンセプトを変えず、オン・オフ両性能を進化させたとする2代目が登場したのは2002年。北米や欧州ほか中国など海外市場でも販売台数を伸ばし、スバルのグローバルカーの一角を占めるようになったのはこの頃から。そして5年ぶりのフルモデルチェンジとなる3代目では、“Best Balance for Active Life”を開発テーマに全面的に刷新。世界各地のニーズに応えられるグローバル クロスオーバーとして「パッケージング」「走り」「環境」を軸に、さらなる進化が求められた。
新型では、「世界初」を謳う“飛び道具”的な新装備は見当たらないが、スバルのクルマらしく、走りやパッケージングなど基本性能の底上げが図られている。ボディはひとまわり拡大して居住空間やラゲッジルームが広くなった一方、車重増を最小限に抑えることで走行性能や燃費性能の悪化を防いだのがその一例。その上でDOHC化した新設計の2リッターNA/ターボの搭載により、出力をアップしつつ環境性能を向上させたという。
価格は、NAの「2.0X」は5段MT仕様が199万5000円、4段AT仕様は204万7500円。「2.0XS」は5段MT仕様が215万2500円、4段AT仕様は220万5000円。ターボ「2.0XT」は5段MT仕様が252万円、4段AT仕様は257万2500円。月間の販売目標台数は2000台に設定される。