■短いオーバーハングと、長いホイールベース
2007年3月のジュネーブショーでワールドプレミアとなった、アウディの新型クーペ「A5/S5」が日本に上陸した。1996年に途絶えた第4世代「A4」に設定されたクーペモデルから、11年ぶりの4シータークーペとなる。
名のとおり「A4」と「A6」の間に位置するモデルであり、ちょうど“A4の全長にA6の全幅”といったディメンションを持つ。なお、後にデビュー予定のセダン/ワゴン「A4」とプラットフォームを同じくする。
フロントマスクにはお約束のシングルフレームグリルが備わり、その両脇にLEDのアイシャドーを付けたヘッドライトが配置された。サイドビューでは短いオーバーハングと長いホイールベースが特徴的。このロングホイールベースはフロントアクスル(車軸)を前方に移設し、実現したもので、A5の最も注目すべきトピックの一つでもある。
A5のエンジンは、可変バルブリフトシステムを新たに採用した3.2リッターのV6DOHC FSI(直噴)ユニット(265ps、33.7kgm)。ハイパフォーマンスバージョンであるS5には、4.2リッターV8エンジン(354ps、44.9kgm)が搭載される。いずれも6段のティプトロニックATを介し、クワトロシステムで4輪を駆動する。
価格はA5が695.0万円、S5が861.0万円となる。アウディジャパンでは2008年中に700台の販売を計画する。