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アウディの基幹車種「A4」がフルモデルチェンジ
(08.03.18)
ニュース
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アウディの基幹車種「A4」がフルモデルチェンジ
アウディジャパンは2008年3月18日、フルモデルチェンジした「A4」を日本で発表。同日販売を開始した。
「A4はアウディにとって最重要モデル。同セグメントのシェアを10%から20%へ引き上げたい」と語る、アウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長。2008年のA4販売台数は、3000台を目標とする。
■スポーティセダンを主張する
アウディ車の売り上げ中4割を占めるという、日本市場での基幹車種「A4」がフルモデルチェンジを果たした。先代のモデルチェンジ時は、基本設計を引き継いだ「ビッグマイナーチェンジ」と評されたが、「アウディ80」から数えて8世代目となるニューモデルは、まったく新しいプラットフォームを採用することになった。
ニュー「A4」は、すでに発売されたスポーティクーペ「A5」同様、新たなサスペンションレイアウトやステアリング機構などが採用されたことによる、操縦安定性の向上やダイレクトなハンドリングなどをアピールポイントとする。スポーティなキャラクターがより強められた。
先代より大幅にサイズアップされたボディは、ショートオーバーハング、ロングホイールベースのバランスを持ち、デザイン面でもスポーティセダンを主張する。
日本では、1.8リッター直4ターボのFF「1.8TFSI」と3.2リッターV6の4WD「3.2FSIクワトロ」、2つのグレードが用意される。価格はそれぞれ419.0万円と645.0万円。
なお今回はセダンの発売のみだが、先のジュネーブショーで発表されたばかりのステーションワゴン「A4アバント」も、追って導入されるはずだ。
■ライバルより大きいボディサイズ
新型A4のディメンションは、全長×全幅×全高=4705(従来比+120)×1825(同+55)×1440(同+10)mm、ホイールベースは2810mm(同+165)。同クラスのライバル「メルセデス・ベンツCクラス」「BMW3シリーズ」(全長がそれぞれ、4585mmと4525mm)と比較すると、かなり大きい。
従来型より長く、幅広くされたボディのデザインは、A5の流れをくむもの。お約束となるシングルフレームグリルの両脇にLEDを配したヘッドランプや、テールランプの形状などに同様のデザインキューを見て取れる。 Cd値=0.27を達成したボディは、風切り音を少なくし、静粛性をより高めたとされる。
先代より上質感が向上したというインテリアは、1.8リッターはメタリック、3.2はウッドパネルで加飾される。ドライバー寄りに傾いたセンタコンソールなど、A5同様にスポーティな要素も強められた。
カーナビやオーディオを操作するMMI(マルチメディアインターフェース)は、いずれのグレードにも標準で備わる。
アウディバルブリフトシステムを採用した、3.2リッターV6エンジン。
ブレーキは従来より大型化された。1.8リッターモデル(写真)はフロントに314mm、3.2は320mmサイズのディスクがおごられる。バネ下重量軽減のため、軽量化も図られた。
■直噴エンジン2本立て
2種用意されるA4のエンジンは、どちらもガソリン直噴システム「FSI」が採用された。
1.8リッター直4の直噴ターボエンジンは「A3スポーツバック」などにも搭載されるユニットで、最高出力160ps/5000-6200rpm、最大トルク25.5kgm/1500-4200rpmを発生。CVT(無断変速装置)を介して、前輪を駆動する。
一方の3.2リッターV6はA5のそれと同一のものとなる、可変バルブリフト機構「アウディバルブリフトシステム」を採用した直噴エンジン。最高出力は265ps/6500rpm、最大トルクは33.7kgm/3000-5000rpmを発生し、6段のティプトロニックATが組み合わされる。こちらは前40:後60を基本配分とするクワトロシステムで4輪を駆動する。
サスペンション形式は、フロントに5リンク式、リアにトラペゾイダルリンクを採用。サブフレームのアルミ化による軽量化や、取り付け見直しなどによる剛性アップもなども図られた、新設計のものである。
低く移設されたステアリングギアボックスはレスポンス向上に貢献し、スポーティかつダイレクトなステアリングフィーリングを実現したと謳われる。
エアロパーツやアルミホイール、iPodアダプターなどの純正アクセサリー(ディーラーオプション)も用意される。写真は装着車。
トランク容量はVDA法で480リッター。リアサスペンションレイアウトの変更により、トランクルームのフロアは低くフラットにされた。
■車両特性を変更できるアウディドライブセレクト
3.2FSIにオプションとして新たに設定された「アウディドライブセレクト」は、車両特性をマニュアルで変更できる仕組みである。
すなわち、ダンパー減衰力、ATのプログラム、パワステアシスト力、エンジンレスポンスが、「オート」「コンフォート」「ダイナミック」、そしてオーナー独自設定の「インディビデュアル」という4つのモードにより変更される。
なおアウディドライブセレクトを選ぶことで、速度に応じてステアリングギア比が変わる「アウディダイナミックステアリング」も装着される。
ESPや8つのエアバッグなど、安全装備はグレード共通。電動チルト式の2ウェイガラスサンルーフ、14スピーカーのB&Oサウンドシステムはオプションで設定される。よりスポーティな味付けのスポーツサスペンションやスポーツシート、アルミ使いのインテリアなどを含む、Sportパッケージも選択可能だ。
ほか1.8TFSIには、快適装備をパッケージにした「SEパッケージ」を、3.2FSIにはレーダーセンサーによって前走車両との距離を保ちつつ、設定速度をキープする「アウディアダプティブクルーズコントロール」を選ぶこともできる。
(webCG 本諏訪)
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