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ジャガーの新型スポーツサルーン「XF」発表
(08.04.10)
ニュース
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ジャガーの新型スポーツサルーン「XF」発表
ジャガー&ランドローバージャパンは2008年4月10日、ミディアムサイズのスポーツサルーン「XF」を発表した。発売は2008年5月16日から。
ジャガー&ランドローバージャパンのデービッド・ブルーム代表。日本在住25年の彼は、「XFは日本にジャストフィットするクルマ」とコメントした。
■デザインすべてが未来的
ジャガーのニューモデル「XF」は、2007年1月のデトロイトショーで「C-XF」としてコンセプト出展。同年9月のフランクフルトショーでの市販版ワールドプレミアを経て、東京モーターショーでもお披露目されたのは記憶に新しいだろう。すでに欧州では販売されている同モデルが、このたび日本に上陸する運びとなった。
ミディアムサイズの4ドアセダンとして、実質的に「Sタイプ」の後継モデルと位置づけられるが、エクステリアはクラシカルなデザインから一転し、ウェッジシェイプのスポーティなデザインとされた。
エクステリアだけでなくインテリアも、従来路線とは新世代ジャガーを感じさせるものに改められた。ダイヤル式のシフトセレクターや、手をかざすだけで開くグローブボックス、フォスアーブルーのイルミネーションなどがそれである。
3リッターV6、4.2リッターV8NA、同スーパーチャージャー付きと、3種のエンジンが用意され、いずれも6段ATが組み合わされる。V8+スーパーチャージャー(426ps)を積む「SV8」を頂点に4グレードから構成され、価格は650.0万〜995.0万円。
■4ドアクーペともいえる
スポーツカー「XK」と共通する部分の多いエクステリアデザインは、「XK」同様に元アストンマーティンのデザイナーであるイアン・カラムの手がけたもの。クーペのラインを持つ4ドアスポーティサルーンにしたてられた。フロントマスクに埋め込まれた4つ目の丸ランプなどに伝統デザインが見え隠れするものの、「XK」から始まる新世代ジャガーデザインの方向性に沿った作である。
ボディはアルミ素材の「XJ」「XK」とは違い、高炭素鋼やボロンスチールを用いたモノコック構造を採用。ディメンションは全長×全幅×全高=4970×1875×1460mm。Sタイプに較べ、65mm長く、55mm幅広く、15mm高い。2910mmのホイールベースは同一である。
シートは全グレードレザーシートが奢られ、前席はパワーシート。さらに左右独立の、シートヒーター/クーラーのオプションも用意される。
トンネルコンソールに配置されるのは、上からエンジンスタートスイッチ、ジャガードライブセレクター、パーキングブレーキスイッチ。すべてバイワイヤである。
■ギミック満載のインテリア
インテリアには、レザーやウッドなどの伝統素材とともにアルミニウムが組み合わせて用いられ、ブルーのイルミネーションともあわせ、高級感と未来感が演出される。
操作系に従来にはないさまざまなギミックが盛り込まれたのも新しい。脈を打つように明滅するエンジンスタートボタンを押すと、ダイヤル式のシフトセレクターが上昇、エアコンのリッドが回転して開き、起動の儀式が終了する。
Jゲート式のシフトゲートに換わり、バイワイヤのダイヤル式とされた「ジャガードライブセレクター」は、今後のモデルにも採用されるという。
そのほか、グローブボックス、室内照明のスイッチは、手をかざすだけで作動する、近接・接近センサーの「ジャガーセンス」が採り入れられた。
■スポーツカー譲りのサスペンション
サスペンションは、前ダブルウィッシュボーン/後マルチリンクの形式。XKの進化版と言われるこのサスペンションは、高いシャシー剛性とともに、スポーティなドライビングダイナミクスを実現したと謳われる。さらに最上級グレードの「SV8」には、電子制御アダプティブダンピングシステム「CATS」が組み込まれた。アンチスピンデバイスのDSCは全車標準装備。
車速感応式の可変ギアレシオを採用したパワステがすべてのグレードに与えられ、低速では軽くしなやか、高速走行時はたしかな手応えを提供するとされる。
エンジンは3リッターV6(243ps、30.6kgm)、4.2リッターNA(304ps、42.9kgm)、同スーパーチャージャー付き(426ps、57.1kgm)の3種が用意された。トランスミッションはすべて6段のオートマチックで、変速用パドルもステアリング裏に備わる。
エンジンマッピング、シフトタイミング、DSC介入特性は、「ノーマル」「スポーツ」「ウィンター」の3モードに手動で変更が可能。SV8グレードでは、さらにドライビングを楽しめる「ダイナミック」モードが設定され、DSCを完全に解除することもできる。
トランクルーム容量は500リッター。後席背もたれは6:4分割化等式で、トランクスルーが可能。
■B&Wオーディオは乗用車初
安全装備として、運転席助手席エアバッグの他、フロント/リアカーテン式サイドエアバッグを備えるほか、衝突時にボンネットが浮き上がり歩行者への損傷を軽減する「デプロイアブルボンネットシステム」もXFより譲り受けた。
駐車支援のリバースパーキングコントロールは全車、リアカメラパーキングエイドはベースグレード以外におごられる。
インパネ中央のタッチパネルではカーナビのほか、接続したiPodなどのMP3プレイヤーも操作が可能。標準で8スピーカーのオーディオシステムは、オプション(SV8は標準)でBowers&Wilkins社製を選ぶこともできる。440W14スピーカーのドルビープロロジックII 7.1チャンネルサラウンドシステムで構成されるそれは、乗用車用として初採用が謳われる。
4グレードの価格は以下のとおり。
3.0 Luxury:650.0万円
3.0 Premium Luxury:760.0万円
4.2 Premium Luxury:870.0万円
SV8:995.0万円
ハンドル位置は3.0 Luxuryは右のみで、それ以外は左右の選択が可能。
(webCG 本諏訪)
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